「プレオルソ」とは、「マウスピース型矯正装置」を使い、お子さんの歯並びや咬みあわせを改善する装置です。
この装置の特徴は「歯を直接動かす」のではなく、歯並びを悪くしている原因(口の周りの筋肉)を改善することで「間接的に歯並びを改善」していくことです。
歯は適当に生え並んでいくのではなく、「舌・頬・唇の筋肉」のバランスに合わせて並んでいきます。
つまり、この口周りの筋肉のバランスが悪ければ歯並びは悪くなり、バランスが良ければ理想の位置に自然と並んでいくのです。
プレオルソは、お口に入れることで自然と口周りの筋肉を訓練しバランスを調整してくれますので、結果、歯が正しい位置に並んでいくことになります。
▲type-Ⅰ
出っ歯 噛み合わせが深い(上顎前突症 叢生 過蓋咬合・各種保定)
▲type-Ⅱ
前歯が吸み合わない(開咬症 各種保定)
▲type-Ⅲ
受け口(反対咬合 逆被蓋 各種保定)
一般的な固定式の装置は、違和感や痛みが強くなります。取り外しのできるプレオルソは、違和感と痛みが最小限になります。また、取り外しできるため、一般の装置と比べお口のケアがしっかりとできますので、虫歯の心配も少なくなります。
日中1時間と就寝時のみの装着となりますので、装置を学校へ持っていく必要がありません。
「歯並びが悪くなる原因」を取り除く治療となりますので、治療終了後の後戻りの可能性が低くなります。
プレオルソ治療終了後は、お口の環境が整いますので、将来新しく矯正治療が必要となった場合でも、治療の期間が短くなる、良い効果が期待できるなどの効果があります。そのため、成人になってから矯正を始めるよりも、矯正にかかる費用を抑えることができます。
プレオルソを装着する事で、鼻呼吸が促され、口呼吸が改善される効果も期待できます。装置で舌の位置が改善されると正しい飲み込み方を習得出来、歯並び改善後の後戻りの可能性も減ります。