当院がもっとも大切にしていること。
それは患者さんに不安や疑問がなく安心して診療を受けて頂くことです。
ただでさえ緊張してしまう歯科医院での治療・・
「今日はどんな治療をするのかな・・」「今、何をされているのかよく分からない・・」「今後どうなるのか分からない・・」
当院ではこのような気持ちではなく、安心して診療を受けていただくために治療説明において、いくつかの治療方法をそれぞれのメリット・デメリットについて分かりやすく時間をかけて丁寧な説明することを常に心がけており、患者さんのご希望をよくお聴きしたうえで、ご自身にあった無理のない治療法を選択して頂いています。
このように十分な説明を受け、患者さん自ら選択していただくことをインフォームドチョイスといいます。大切な歯の治療方法の決定権は常に患者さんご自身にあり、100%尊重することをお約束いたします。
また、患者さんが話しやすい雰囲気を大切にしていますので、皆様から気軽にご質問やご相談をいただけていることも当院の特徴です。
今までにこんな経験ありませんか?
「小さな手鏡で歯を見せられて治療の説明をされたけど、見えなかった、よく分からなかった・・」
当院では高画質の口腔内カメラを使用し、治療の「視える化」をおこなっています。
現在の歯や歯ぐきの状態、その日の治療のBefore&Afterをカメラで撮影し大型液晶モニターに拡大して映しますので(およそ100倍)、今まで分かりにくかった、見えにくかったお口の状態をはっきりとご覧いただけます。
高度な治療技術や最新の材料も大切ですが、まずご自身のお口の状態をしっかり把握していただくことが、治療内容に対するご理解や、ご自身の歯を大切にする予防へのきっかけになると考えています。
以下のようなお悩みはありませんか?
「歯ぐきがたびたび腫れる。」「ブラッシング時に出血がある。」「何度通っても、歯周病が良くならない。」「歯石取りをしたいが、痛いので怖い。」「口臭を指摘された。」「歯を抜くしかないと言われて困っている。」
笹山歯科医院は1971年の開院以来、歯周病の予防・治療に力を入れており、歯周病による抜歯を防ぐための治療方法を徹底してまいりました。
当院が歯周病治療において大切にしていることは「出来るかぎり痛くしない」ということです。痛くしない歯周病治療にこだわる理由は、歯科医院に定期的に行かない方の多くは「歯石取りはしたいが、痛いのが苦手で・・・。」という理由が一定数あるからです。
重度の歯周病になってしまった方も、単にセルフケアや治療を怠っていたとは限らず、過去の歯周病治療が「痛かった。」「辛かった。」などの理由で、治したい気持ちはあるけれど、歯医者から足が遠のいてしまったという方も、少なからずいらっしゃいます。
笹山歯科医院の痛くない歯石取りとは
歯石取りは、なぜ痛いのか?
従来から歯石取りに用いられてきた器具に、ハンドスケーラーという器具があります。
ハンドスケーラーはステンレス製の耳かきのようなもので、歯石をこそぎ取る器具です。ハンドスケーラーよる処置は痛みが出やすいだけでなく、歯根面の歯石だけではなく、健全な象牙質やセメント質といった歯の一部を削り取ってしまうリスクがあります。また、歯石を取った後に、歯肉退縮といって、歯ぐきが痩せてしまうリスクや、冷たいものが凍みるなどの知覚過敏が起きるリスクもあります。
笹山歯科医院の歯石取りは、主に超音波スケーラーという器具を使用しています。
当院使用のバリオス750 超音波スケーラー
歯石除去の際に使用する水は、水道水を使用せず、歯周病菌に対する除菌効果がある薬液を使用し、除菌効果を更に高めています。(上記超音波スケーラーの上部が、薬液の入ったボトル)
歯周ポケット内を洗浄する場合は、極細の超音波チップを使用しますので、狭く深い歯周ポケットを傷つけにくく、痛みはほとんどありません。
また、歯ぐきそのものを傷つけにくいので、歯ぐきが痩せるリスクも減少します。
極細の超音波チップを使用することで、従来の治療器具では届きにくかった深いポケットまで、十分に薬液を浸透させることも可能です。
超音波スケーラーによる治療効果は良好で、歯石取り後の痛みや知覚過敏等の不快症状は、ハンドスケーラーに比べて優位に少なく、苦痛を感じること少ないので、歯石取りが嫌にならず、継続的に歯周病メンテナンスに通われている方が大勢いらっしゃいます。
超音波スケーラー使用時によくある「凍みる」という不快症状についても、薬液を作る際にお湯を混ぜることで、人肌の温度にした薬液を使用していますので、凍みにくくなっております。
また、痛みを感じやすいデリケートな部分については、超音波スケーラーのパワーを随時調整し、凍みにくいように細心の注意を払って施術しております。
何度も腫れる、血が出る、治りにくい歯周病には?
重度や難治性の歯周病には、従来からある歯石取りのような機械的なアプローチだけでなく、化学的なアプローチも必要な場合があります。
中程度以上の歯周病検査においては、お口の中の細菌叢を採取し、位相差顕微鏡にて約4000倍に拡大して、歯周病菌の種類や状態を確認します。
当院使用の位相差顕微鏡 P-Scope
位相差顕微鏡で見た歯周病菌の動画サンプル
※P-Scope販売のP-tech社のHPより引用
従来からあるブラッシング指導や歯石除去に加えて、適切な時期に歯周病菌に効果のあるうがい薬や薬用ジェル・抗生物質を併用することにより、歯周病はかなり改善されます。
「歯周病で歯を失いたくない」「何度通っても良くならない」「本当に抜かなければならないのか知りたい」など歯周病でお悩みのことがありましたらご相談ください。
笹山歯科医院は宝塚市の歯周病検診実施医療機関でもありますので、検診のクーポンで無料検診をおこなうことも可能です。
歯医者さんに通うにあたって、一番不安なことは今も昔も「痛み」です。
当院では出来る限り痛くない治療をおこなうため、麻酔をする際に針を刺す場所をあらかじめ痺れさせる表面麻酔ジェルを使用してから、極細の注射針で極力痛みの出ない麻酔方法で麻酔をおこなっています。
またコンピューター制御の電動麻酔器も使用し、麻酔液の注入速度をコントロールすることで、痛みの軽減が更に可能です。
麻酔以外の歯を削る・歯石と取るなどの治療においても、極力痛みが出ないよう細心の注意を払って取り組んでいます。
高度な診断をおこなう歯科用CTから精密治療に欠かせない高倍率ルーペなど最新の設備・治療機器で診療しております。
詳しくは・・「最新の設備と治療機器のご紹介」
かぶせ物や入れ歯は、見た目の良さはもちろん、咬む力や咬みあわせなどの力学的なバランスまで細かなことを考慮して製作する必要があります。
審美歯科治療や精密入れ歯作りは、歯科医師や製作担当の歯科技工士の知識と技術の差がはっきりと表れる治療です。
「自然に美しく、快適に」をコンセプトに技術の高い歯科技工所と連携し、質の高い審美歯科治療、精密入れ歯作りをおこなっています。
歯科治療において安全と清潔は欠かせません。
当院は厚生労働省より「歯科外来環境体制加算施設」として認定されております。
「歯科外来環境体制加算施設」とは院内感染予防と、万一の事故に対して安全な環境を確保するために、一定の基準を満たした診療設備を備えた歯科医院のみに与えられる施設基準です。
院内感染予防対策として、診療用グローブは患者さんごとに交換し、使い捨て紙エプロン、紙コップを使用し、その他も使い捨てを多用しています。
器具の洗浄には、最初に手作業による洗浄を行い、次に細かい汚れを残さないよう超音波洗浄機による洗浄を行い、最後に薬液消毒や高圧蒸気滅菌を行う3段階の徹底した衛生管理を行い、歯を削る器具は、器具の内部まで自動で清掃する機器で清掃してから、滅菌して個別包装して保管しています。
AED・酸素吸入器・パルスオキシメーターなど緊急時に対応する器具も備えておりますので、安心してご来院ください。
■滅菌されたハンドピース
歯を削る際には滅菌された清潔なハンドピースを使用しています。治療毎に交換するため30本以上をストックしています。
■超音波洗浄機
手洗いでは落ちにくい汚れを超音波洗浄で洗い流します。
■オートクレーブ
132°の高圧蒸気で診療器具を滅菌します。
■ケア3
歯を削るハンドピースの内部まで洗浄し、血液や唾液による汚染を残しません。
■i clave mini
ヨーロッパ滅菌基準Class S 準拠の性能を持つハンドピース滅菌器。
■口腔外バキューム
治療時の粉じんを吸い取りクリーンな院内環境を保ちます。
■AED
自動体外式除細動器。
■酸素自動蘇生機
治療中の急な体調の変化に対応します。
■パルスオキシメーター
SPO2(動脈血酸素飽和度)や脈拍をモニタリングします。
当院は宝塚市に開院して半世紀近く経ち、予防歯科を基本に0歳の赤ちゃんから高齢者の方まで幅広い世代が家族単位で来院されています。
妊婦さんや小さなお子様連れの親御さん、お体の不自由な高齢者の方まで無理のない配慮ある診療を心がけています。
医院玄関に少々階段があり、完全バリアフリーではありませんが、簡易スロープのご用意がございます。
院内は車椅子やベビーカーごと入ることが可能ですので、ご遠慮なくご来院ください。
キッズコーナーも併設していますので、赤ちゃんやお子様連れでのご来院も可能です。
「周りを気にしたくないけれど、閉鎖的な完全個室やカウンセリングルームはちょっと・・」という方。
当院はドアで閉鎖される完全個室ではなく、セミオープンタイプの個室診療室です。
周りの患者さんを気にされる事なく、落ち着いた雰囲気で診療を受けていただけます。