先日、診療日のお昼に食事会をおこないました。
基本的に食事会は午後の診療後におこなうのですが、午前中のパートのスタッフさんは子育て中なので夜の食事会にはなかなか参加できません。
今回はパートのスタッフさんにも参加してもらいたくて、午前中の診療を1時間早く切り上げて、食事会に行きました。
場所は当院から徒歩10秒のアモーレ・アベーラさんです。(近っ!)
短い時間でしたが、美味しくランチをいただけました^^
宝塚市 宝塚南口 歯医者 笹山歯科医院 院長の笹山です。
少し前ですが、自分の歯にホームホワイトニングをおこないました。
ホワイトニングを始めた経緯はこちらから↓
https://www.sasayama-dc.com/blog/3179/
https://www.sasayama-dc.com/blog/3281/
10%ジェルで1日2時間を2週間おこない、歯は十分に白くなりました。
ホワイトニングが終わった自分の歯を、スタッフにも見てもらったのですが、「白いですね!」との事だったので客観的にも白くなったと思います。
自分の歯で実験です。。
濃度は35%です
オパールエッセンスというアメリカ製の有名なホワイトニングジェルです。
早速やってみたところ・・・
まずジェルが歯ぐきに当たると、結構痛いです。
歯も場所によってはズキ~ンと来るぐらい痛いです。
この副作用については、ジェルを購入したサイトのレビューにも同じ内容が結構書かれていましたが、
正直、使い方にも問題があるんじゃないかと思っていました。
「10%の3.5倍の濃度で、そこまで急激に副作用が出るだろうか?」と。
しかし適切に使用しても、痛いものは痛かったです(T_T)
その後試行錯誤し、痛くならない時間や量をコントロールできるようになりましたが、35%は個人で始めるのは、やめておいたほうが良さそうです・・・。
10%は時間がかかりますが、歯ぐきについても痛くないし、歯も痛みません。
やはり初めての方や、リスクを軽減したい方は、歯科医院で指導を受けて、10%からスタートするのが良いですね。
以外に知られてないんですが、歯って、顔の印象に占める割合が、結構大きいんです。
歯が白くなると若々しく見え、笑顔が健康的で映えます。
小さいシミや、小じわなどのミクロなケアも大切だと思うのですが、歯が白くなると、その何倍もアンチエイジングできると思います。
当院では、10%のホームホワイトニング治療はおこなっています。
口臭シリーズの締めは
10秒口臭対策です。
食後のお口直しにお茶やお水を少量口に含みます。
上あごの天井部分に舌をつけて、前後に動かしながら、ゴシゴシとなすりつけて前後させます。
そうすると上顎の凸凹が洗濯板のような役目をして、舌の上に乗った食物残渣が落ちます。
それから口をグチュグチュして飲み込みます。
食後でなくても、お口に水やお茶が入っていなくてもゴシゴシするだけでも効果はあります。
簡単ですが即効性のある口臭対策です。
舌の上が綺麗になるのと、舌を動かす事で唾液が分泌され、お口の中が潤う事で消臭効果があります。
ガムを噛むのも唾液が分泌されるので有効ですよ^^
ただし虫歯にならないようにキシリトールガムなどシュガーレスのガムにしましょう!
自分の口臭に気づける?
自分に口臭があるかないかを気にされる方は結構多いです。
当院の問診票にも「口臭が気になる」「口臭を指摘された」と記入される方が割といらっしゃいます。
でも周りの人に「私、口臭ありますか?」とはなかなか聞けませんよね・・
歯医者さんでは恥ずかしがらずに聞いてくださいね(^^)
自分の口臭が気になって口臭専門外来を訪れる患者さんの90%に実は病的口臭がなかったというデータがあります。ほとんどが生理的口臭の範囲であったということです。
病的口臭と生理的口臭については1つ前のブログを参考にしてください
私の経験でもご自身の口臭が気になると訴える方で、実際に病的口臭があった方はほぼいなかったと思います。
逆にご自身では気にされてなくても、病的口臭があることに全く気づいていない方もいらっしゃいます。
人間は匂いに順応する性質があります。
自分の口臭に慣れてしまって感覚がマヒしてしまっているんです。
歯周病菌は口臭の原因となる物質を産生します。
何年も歯のクリーニングを受けていなくて、かつ歯周病のある方(35歳以上の90%近くは歯周病です。)は
もしかして自分で気づかないうちに病的な口臭を発しているかもしれません。
病的口臭はなかなか他人からも指摘し辛いものですので、自分で気づく機会はほぼありません。
「自分の口臭は気づける?」をまとめますと
①生理的口臭は自分で気づくことがあるが、周りは気にならないレベルの口臭
②病的口臭は自分では気づけない場合が多く、周りは気になるレベルの口臭
ということです。
そうです。口臭の話です。
①加齢性口臭 加齢に伴い口臭をカバーする唾液の分泌が少なくなります
②起床時口臭 起床時は口腔内の細菌が増殖していて、唾液も少なくなっています
③空腹時口臭 空腹時は唾液が少なくなります
④緊張時口臭 緊張時は唾液が少なくなります
①歯科疾患 虫歯 歯周病 舌苔 口腔粘膜の炎症
②耳鼻科疾患 咽頭の炎症 副鼻腔炎(鼻づまりによる口呼吸は口が乾燥しやすく口臭の大きな原因となります。)
③全身疾患 糖尿病 肝疾患 腎疾患
ここまでご覧になってお気づきの方もいらっしゃると思います。
匂いというものは乾くとより強く感じます。
唾液で十分に湿っているお口の中は多少の問題があっても匂いません。
ですので生理的口臭を軽くするには唾液の分泌を促してあげます。
唾液の分泌を促すには舌のトレーニングやガムを丸めて舌の上の乗せておくガム法などがあります。
また虫歯や歯周病があり、お口の中に虫歯菌や歯周病菌が多い状態ですと唾液もネバネバしてしまい、口臭をカバーしにくくなります。虫歯や歯周病をコントロールすると唾液の分泌が良くなり、サラサラの良い唾液に変わります。
いくら唾液がたくさん分泌されていても虫歯や歯周病があると口臭は防げません。
以上口臭の原因についてでした。