歯のすり減り 歯ぎしり? 咬み合わせ? マウスピース

歯のすり減り。

歯科用語では咬耗(こうもう)といいます。

すり減りの原因は様々。

歯ぎしりや食いしばりによるすり減り、長年歯を使い続けた結果のすり減り、咬み合わせの不良によるすり減り・・

こちらは歯ぎしりや長年の経過によるすり減りです。歯の真ん中が凹んでいるのが分かりますでしょうか?

月のクレーターのような感じで凹んでいます。

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これは歯の表層のエナメル質という歯が、すり減って無くなってしまったものです。

放置していると凹んだ歯の周りの薄くなったエナメル質が更に欠けてしまう場合があります。

治療後です。凹んだ部分を歯と同じようなプラスティックで埋めました。

171026-007プラスティックですので、いずれはまたすり減っていきますが、その時は補充してあげればいいのです。

ついでにすり減りの原因が歯ぎしりなどの癖の場合は、マウスピースや自己暗示療法が必要です。

すり減りに対して必ず埋めないといけないわけではありませんので、気になる方は必要な治療かどうか歯科医院で診てもらうのがよいでしょう。

 

隠れ虫歯 ~子供の虫歯編~

今回は隠れ虫歯 子供の虫歯編です。

大人の虫歯編はこちらから↓

https://www.sasayama-dc.com/blog/4194/

隠れ虫歯とは、ぱっと見て虫歯と分からない隠れた虫歯です。(正式な言い方ではありません)

歯の表面に穴が空いていなくても、思わぬ所から虫歯は進行しているんです。

乳歯の隠れ虫歯を見てみましょう!

治療前 どこが虫歯かお分かりでしょうか?

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少し削ってみると、白かったはずの歯に茶色い虫歯が姿を表します。隠れ虫歯の頻発部位。歯と歯の間。

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思ったより深い虫歯です。このまま放置していると痛みが出る可能性が高いです↓

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虫歯を全部取りきりました↓

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治療後 歯と同じような色のプラスティック(レジン)で詰めて1回で終了です↓

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このような隠れた虫歯は歯科医院でないと見つかりません。

定期検診時に見つかることが多いです。

小さいうちに治せれば、このように小さな1回の処置で済むことが多いです。

乳歯は大人の歯と比べて弱いので、虫歯の進行も早いです。

大きく進んでしまってからですと歯の神経を抜く治療まで必要となることも・・・

「でも乳歯だからそのうち生え変わるし」・・というのはNGです。

神経を抜いた歯は若干抜けるのが早くなることがあり、時期によっては永久歯の歯並びにまで影響します。

乳歯は一斉に抜けて永久歯に生え変わるわけではないので、乳歯の虫歯菌は永久歯に感染ります。

特に生え変わり当初の永久歯は表面のエナメル質が弱く、虫歯になりやすいです。

歯の間の隠れ虫歯を防ぐには仕上げ磨き時のフロスが有効です。

当院では「視える・分かる・納得できる」の治療を心がけていますので、見えづらい分かりにくい部分の治療にはこのような写真を撮影して患者さん(お子さんの場合は保護者の方)にお見せしながら治療しています。

もうすぐ11月。

11月8日はいい歯の日。

定期検診受けてますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隠れ虫歯 ~大人の虫歯編~

台風一過の月曜日。

晴れ間が広がり気持ちいいですね。

さて、今回は隠れ虫歯のお話です。

2本の奥歯のうち小さい奥歯が虫歯です。

どこだか分かりますでしょうか?

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少し削った状態から治療が終わるまでの流れを見てみましょう!

171021-002だんだん茶色の虫歯が見えてきました

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これが虫歯の本丸です

171021-004最初の画像からこんな虫歯が潜んでいたなんて想像できますか?

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治療後です

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削った穴を歯と同じような色のプラスティック(コンポジットレジン)で詰めて1回で治療を終了しました。

*ちなみに歯の溝の茶色い部分は、進行の停止しているごく浅い虫歯ですので削っていません。

歯科医も何年も経験を積むと穴が開いていなくても、このような隠れ虫歯があることが見て分かります。

透視することが出来るようになるんです・・

というのは冗談で、歯の間が虫歯になると歯の表面が若干濁ったような色に変わるのです。

その微妙な色の変化を見逃しません。

確認のためにレントゲン写真を撮ったところ、やはり歯の間に虫歯がありました。

このような隠れ虫歯に、患者さんがご自身で気づくことはほぼ不可能です。

定期検診や他の歯の治療で来院された時に、偶然発見されることがほとんどです。

患者さんが気づく頃には大穴が開いて、凍みたり、痛みを感じたりするまで進行してしまっていることが多いのです。

そうすると処置も1回では終わらないことがあり、なかなか大変なことになります。

当院では「視える・分かる・納得できる」の治療を心がけていますので、見えづらい分かりにくい部分の治療にはこのような写真を撮影して患者さんにお見せしながら治療しています。

もうすぐ11月。

11月8日は、いい歯の日です。

定期検診受けていますか?

 

 

 

 

 

秋冬バージョン

大型台風直撃予定の週末。

月曜日の予約は台風の進路次第で変更が出そうです。

先日、待合室の押し花作品が新しくなりました。

秋冬バージョンですね。早速患者さんからも反響をいただきました。

とてもかわいらしい編み物が押し花で再現されています。Tさん、いつもありがとうございます!

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視える・分かる・治療の説明

なんだか急に寒くなりましたね。

暑がりのスタッフさんもカーディガンを羽織って仕事してました。

本日は当院の特徴である「視える・分かる・納得できる」のインフォームドコンセントに使われる診療器具をご紹介します。

口腔内カメラといって歯やお口の中を撮る専用のカメラです。

主に2種類の仕様があり、お口の外側から撮影する一眼レフカメラとお口の中に入れて撮影する小型カメラがあります。

歯科仕様の一眼レフ↓

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小型カメラ(ペンタイプのカメラ)↓

「デンタルアイ」の画像検索結果

当院ではこの2つのカメラを用途に応じて使い分けていますが、虫歯や歯周病の説明には小型カメラをよく用います。

皆さんも歯医者さんで治療の際に手鏡で治療する歯を見せられたことがあると思うんです。

当院でも説明の際に手鏡は使っています。

でも見えづらい歯の裏側や奥歯の問題は、手鏡ではなかなかはっきりとお見せできないことが多いんです。

そこで鏡の代わりに治療する歯を撮影してモニターに映したものを見ていただいています。

お口の中にすっと入る小型カメラですので、撮影は苦痛もなくすぐ終わります。

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分かりやすい説明は言葉や話し方も大切ですが、「視える」というのはある意味それ以上の説得力を持つと考えています。

当院では患者さんに安心して診療を受けて頂けるよう、「視える・分かる・納得できる」 の説明を心がけています。

小型カメラで撮影した画像はこちらの記事から↓

https://www.sasayama-dc.com/blog/4084/