入れ歯洗浄剤は使った方がいいですか?

宝塚市でノンクラスプ入れ歯、バネのない入れ歯治療をおこなっている歯医者、笹山歯科医院 院長の笹山です。

「ポリデント(入れ歯洗浄剤)は使った方がいいですか?」

よくお受けするご質問です。

答えは・・・

「毎日使った方がいいです。」

3年前に作成したノンクラスプ入れ歯(バネのない入れ歯)↓ 画像は3年前の状態です。 患者さんは毎日ポリデントを使用されています。

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3年後↓ 当初の艶は無くなっていますが、黄ばみや変色もなくキレイです。(撮影後に艶出ししておきました)

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入れ歯洗浄剤を毎日使っていない方の入れ歯は、黄ばみや変色などの劣化が早いです。

入れ歯のお手入れ方法です。

歯磨き粉をつけずに入れ歯専用のブラシで汚れを落としてから、入れ歯洗浄剤に5~10分ほど漬けていただくのがおススメです。

ブラシで汚れを落とさずに洗浄剤に漬けるのはNGです。

まずブラシでしっかり汚れを落としてから漬けましょう!

ちなみにこの入れ歯はノンクラスプデンチャーという入れ歯です。

金属のバネが付いていないタイプの入れ歯で、入れ歯を入れているのを知られたくない、目立たない入れ歯にしたい方に好評です。

 

シクラメンのかほり

寒い日が続きますね。

気がつけば12月。

疲れが出てくる頃です。お体にはくれぐれもご自愛ください。

先日、お花をいただきました。

DSC_4123タイトルのとおり、シクラメンです。

布施明さんの「シクラメンのかほり」の花です。

香りを嗅いでみました。いいかほりでした。

Tさん、ありがとうございます!

アラフォーですので「疲れを知らない子供のように」は働けませんが、

年末まであと一息頑張りたいと思います^^

 

インフルエンザと歯周病の関係

今月は色々と忙しくてジムに6回しか行けませんでした。

ジムがリニューアルされ、新しいマシーンも入ったのでもっと行きたいのですが・・

来月は8回通えるように頑張ります。

 

少しずつですがインフルエンザが流行り始めているようですね。

今月始めに予防接種を受けておきました。

うがい・手洗いに加えて歯のケアが予防に効果的です。

お口の中に菌が多いとインフルエンザウイルスに感染しやすいことが大学の研究で分かっています。

「インフルエンザ イラスト フリー」の画像検索結果

実際に定期的に口腔ケア(歯のクリーニング)を受けている介護施設ではインフルエンザや肺炎になる患者さんが10分の1に減ったそうです。

歯のクリーニングで歯垢や歯石をキレイに落としておけば予防効果が更にUPします。

毎年12月が近づくと予約が取りづらくなりますので歯のクリーニングをご希望の方はお早めにどうぞ^^

 

講習会

週末に大阪で開催された講習会に参加してきました。

4回コースの2回目です。

前日夜に講師の先生と受講生の懇親会が行われました。

週末のミナミは人人人・・

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久々に行きましたが、こんなに人いましたっけ?

翌日は朝から夕方まで矯正の勉強です。

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明日からの診療に活かせる知識と技術を学びました。

受講生の方もフレンドリーな方が多くて、人見知りの私も話がしやすくて、色々と情報交換させていただきました。

去年から始まった歯列矯正講習会行脚。

この1年間に参加した講習会はほとんどが歯列矯正関係です。

来年もまだまだ学びます!

歯と歯の間に虫歯ができる原因

歯と歯の間に虫歯が出来る原因は?

歯と歯の間に歯垢が残っているから・・

です。

そのまま?

でも実はそれだけが原因じゃないんです。

それは・・

「歯ぎしりや、噛みしめ」です。

なぜ?どんな関係が?

実は、歯と歯の間は歯ぎしりや噛みしめによる力で、歯に細かいヒビが入りやすい部分なんです。

その出来てしまったヒビに歯垢の中の細菌が入り込み、虫歯が少しずつ内部に進行していきます。

この画像を御覧ください。

171021-002これは歯と歯の間の虫歯を治療して削っている途中です。

削った穴をよくご覧いただくと水平にヒビが入っているのが見えます。穴の底に薄い線が入っているのが分かりますか?(スマホでは見えづらいかもしれません)

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更に削ると、ヒビの先に茶色い濃い虫歯が見えてきます。ヒビから細菌が内部に侵入している様子です。

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このように歯のヒビから虫歯が進行することはよくあることです。

ひどい場合はヒビが神経まで達してしまい、穴が開くような虫歯ではないのにズキズキ痛くなってしまう場合があります。

こういう虫歯を防ぐには夜間のマウスピース装着など、歯ぎしりや噛みしめを防ぐ治療が必要です。

またヒビが入ってしまっても、歯垢がなければ虫歯が進行しにくいので、

従来通りにフロスや歯間ブラシで歯と歯の間のセルフケアをすることが大切です。

ちゃんと磨いているのに、歯間ケアしているのに、歯と歯の間に虫歯が出来てしまう方は、歯科医院でヒビが入ったりしていないか確認してもらうのもいいかもしれません。

なお、このようなミクロの細かいヒビは、肉眼で確認するのは難しいです。

高倍率のルーペ(6倍以上)、マイクロスコープ、口腔内カメラなどが発見に有効です。

以上「歯と歯の間に虫歯ができる原因」でした。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院