台風の影響

昨日は台風の影響のより午前中で診療を終えました。

午前の診療を終え、スタッフが帰り、医院閉めた頃に猛烈な雨風が始まりました。

10メートル先の視界が怪しいくらいで、なかなかハードでした。

今朝は診療室に台風の影響が出ていないか見に行きました。

医院周りもは特に問題なく、コンピュータ等も異常なく起動しましたのでホッとしました。

帰りに伊丹方面に用事があり、車で通ったのですが、信号機が停電している箇所が何箇所もありました。至る所に折れた木や物が散乱しており、工事車両も多かったように思います。

一夜明け大変な事態になっていることを実感しました。

一刻も早い復旧を願います。

本日は休診日でしたので、明日より通常通り診療いたします。

 

そのセルフケア継続可能ですか? 

当院には

「治療を受けているけれど、歯周病が治らない・・・」

「このままで歯が抜けそうで心配・・・」

など歯周病を気にされて来院される方が多いです。

問診の中で今までどんなセルフケアをされてきたのかもお伺いします。

その話の中で、現在お使いのセルフケアグッズについてもお聞きします。

どんな歯ブラシや歯磨き粉、補助清掃器具、マウスウォッシュ等をお使いになっているかです。

お話をお聞きする中で継続が難しいのでは?と思われるセルフケアを実行されている場合があります。

たとえば、値段の高いケアグッズや特定の経路でしか入手できないケアグッズです。

実際、「薦められてしばらく続けていたけれど・・今はやってません・・」という答えが多いです。

そのセルフケア継続可能ですか?

考える・悩む・疑問

セルフケアは、継続できることが一番大事です。

当院では効果が高く、コストも低く、かつ継続可能なセルフケアを提案していますので、患者さんは無理なく継続可能です。

最初からあれもこれも言いませんし、出しません。

歯周病菌に効果のあるマウスウォッシュ等も基本的なブラッシングが出来るようになってから提案しています。

磨けていないのに、薬を使っても効果は期待できません。

「定期的にちゃんと歯医者でクリーニングを受けている」

「歯ブラシも頑張っている」

のに効果が出ずお悩みの方はご相談いただければと思います。

歯周病で歯を失ってからの老後

歯周病で歯を失ってからの老後・・・

なんだか嫌なタイトルですが、以下のように平均寿命は延び続けています。

平均寿命は、平成22(2010)年現在、男性79.64年、女性86.39年であるが、今後、男女とも引き続き延びて、72(2060)年には、男性84.19年、女性90.93年となり、女性の平均寿命は90年を超えると見込まれている(図1-1-7)。

図1-1-7 平均寿命の推移と将来推計

歯周病が進行しやすい30代後半から50代。

50代で歯を失ってしまったら?

まだまだ先は長そうです。

老後の楽しみの圧倒的1位は「食べること」です。

日本人は、本来歯科医院にかかるべき人の3%しか定期的に通院していません。

定期検診と歯のメンテナンス受けてますか?

歯磨き粉はつけなくていい?

先日、私のブログをお読みになった患者さんから質問をいただきました。

「歯磨き粉ってつけないほうがいいって言われたんですけどどうなんですか?」

答えは、断然つけたほうがいいです。

歯磨き粉を付けないと

歯に着色がつきやすくなります。

フッ素による虫歯予防効果がなくなります。

最近の歯磨き粉はプラークを分解しやすくする成分や殺菌効果の期待できる成分も入っていますので

使うべきです。

昔の歯磨き粉は、フッ素も入っておらず、泡立ちが多く、ミントなどのハッカ成分も多かったので

どちらかというとお口直しに歯をスッキリさせるガムのような存在でした。

研磨剤も粗いものが入っていたので、歯の表面を傷つける恐れもありました。

最近の歯磨き粉は低香味料・低発泡・低研磨剤・高濃度フッ素が基本ですので、歯磨き粉は虫歯や歯周病予防のために使うべきなのです。

ただし一番大事なことは、磨くべき所に歯ブラシがちゃんと当たっているかです。

「磨いている」と「磨けている」は大きく異なりますので、歯医者さんで検診時に正しくブラッシング出来ているかチェックしてもらいましょう!

ブラッシングの時間・回数・歯磨き粉の量・ゆすぐ回数については、こちらを参考に↓

https://www.sasayama-dc.com/blog/4921/

 

前半戦終了

前半戦の最後の診療日を終えました。

オールセラミックブリッジやジルコニアオールセラミックの本セットなど盛りだくさんの診療内容でした。

先日導入したミニブラスター(1つ前のブログで紹介)でしっかりサンドブラスト処理をおこない、セットできました。

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長期休暇前の診療日の終わり方ってとても大事です。

何か気になることが残ったままだと、休み期間中も心が休まりません。

今回は幸運な事に特にそういう事もなかったので良かったです。

しばしの休憩に入ります。 明後日から北に向かいます。15日(水)から診療を再開します。

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