毎日楽しく診療しています。

毎日楽しく診療しています。

明るいスタッフさん達に、助けてもらいながら、患者さんのお口の健康を考えた診療が出来ています。

1人では何も出来ませんので、この環境が当たり前ではないことを忘れないようにしなければなりません。

新人スタッフさんも頑張っています。

診療の隙間時間を利用して、レントゲンセッティングの実習中。

最近は求人をみて、応募される方が増えました。

来週も再来週も見学・面接の予約が入っています。

当院にご興味を持たれた方は、ホームページの求人案内をご覧いただき、ご応募いただければと思います。

電話で直接ご応募いただいても大丈夫です。

患者さん第一で診療していますので、診療中は多少の緊張感がありますが、昼休みやオフの時間は笑い声がたくさんのメリハリのある職場です。

良いご縁があればと思います。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院

 

病み上がりからのセミナー

先週の話です。

連休初日は、朝から夕方まで丸1日セミナーでした。

ラバーダムといって治療する歯にゴム製のシートをかけて治療する方法です。

お口の中は唾液や唇など治療の妨げになるものが多いので、ゴム製シートでそれらを排除することで効率よく治療が出来ます。

歯科実習用のマネキンを使って、様々なシチュエーションを想定したラバーダム法を学びました。

こちらのセミナーは、5月に講師の先生の福岡にあるクリニックでマイクロスコープのプライベートセミナーを受講したご縁で受講をしました。

今回講師の先生が大阪でセミナーをされるとのことで、情報を知った時には既に満席でしたが、ダメもとでセミナー主催者の会社にキャンセル待ちに登録したところ、増枠していただき、受けることが出来ました。

少人数制のセミナーでしたので、講師の先生が1人1人丁寧にフォローしてくださいました。

とても有意義なセミナーを受けられて良かったです。

 

2日目は午前のみのセミナー。

歯周病治療のセミナーです。

こちらも人気のセミナーで年内はすべて満席だそうです。

歯周病はどうなれば落ち着いたと言えるのか?

2015年にお2人の歯周病の大家が答えています。

リンデ先生は「出血のない浅いポケット。」

ラング先生は「5mm以下のPPD。」

連休前に体調を崩して、セミナーどころではなかったのですが、2つ共にどうしても受けたいセミナーでしたので、キャンセルせず強行出席しました。

結果、無理をしてでも受けて良かったです。

無理した反動で今週は本調子ではありませんが(笑)

かかりつけの歯医者さんが知識や技術をアップデートせずに治療していても、多くの患者さんは気づきません。

結果、長年通っていたのに、歯がだんだん悪くなるという残念なことになっていることがあります。

実際に当院にはそういう患者さんが転院されてくることが多いです。

体力も気力も永遠ではありませんので、いつまでも学び続けることは出来ませんが、あと10年は最新の知識と技術を学び続けるよう努力します。

通って頂いた患者さんが「ここに通っていて良かった。」と思って頂けるように、確かな治療で、患者さんのお口の健康に還元できるようにしたいと思っています。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院

歯を失う悪習慣

①歯を磨かずに寝る。

就寝時は、殺菌成分のある唾液による自浄作用が期待できません。

寝ている間に、虫歯菌や歯周病菌は30倍以上に増殖するといわれています。

どうしても歯を磨く気力が無い、寝落ちしそうな時ってありますよね。

そんな時は、

1)水で口をゆすぐ。

2)歯磨き粉を歯ブラシで歯に塗りつけて、泡立てる。

3)ブクブクしないで、歯磨き粉をペッと吐き出す。

30秒で終わります。これだけでも随分違います。

歯磨き後、何回ゆすぐ?

②酸性の飲食物をたくさん摂る。

乳酸飲料 (ヤクルトなど)

炭酸飲料(糖分を含まない炭酸水も含みます。)

柑橘類 (レモン、みかん、グレープフルーツなど)

ワイン

酢の物や健康飲料の酢

これらの酸性度の高い飲食物を毎日多量に摂っていると歯は溶けて、脆くなります。

飲食後に水でゆすぐだけでも酸性度はマシになります。

毎日強炭酸水を1リットル以上飲まれて、歯が溶けてしまった例↓

人間の体の中で一番硬いはずのエナメル質が溶けて、中の象牙質が見えています。↓

③硬いものをよく食べる。

1)硬いおかき、おせんべい

2)氷菓子

3)硬いナッツ類

4)飴を噛んで食べる

これらは歯が欠けるリスクが非常に高いです。特に中年以降の方々は、歯の水分が失われ、脆くなっていますので、要注意です。

④歯間ケアをしない。

歯と歯の間は、虫歯菌と歯周病菌の恰好の棲家です。

30代以降は歯と歯の間が空いてきたり、歯ぎしりや食いしばりで、歯と歯の間にヒビが入りやすくなります。

歯間ケアしないと、歯と歯の間の隙間や出来たヒビに磨き残しが溜まるようになり、虫歯や歯周病が進行します。

歯間ケアのススメ

⑤缶コーヒーや炭酸飲料を水分補給に飲む。

缶コーヒー(無糖を除く)や炭酸飲料(糖分の多いコーラーなど)を、水替わりに飲むと、歯の表面が酸性に傾いたままの時間が増え、歯が溶けて、虫歯になるリスクが高まります。

歯を溶かしてしまう、糖分と炭酸の両方が入った飲料は、もはや歯を破壊する飲料といっても過言ではありません。

糖分で歯の表面を酸性に傾かせて、その上から炭酸で歯を溶かすということです。

炭酸飲料を常時飲むのは絶対にやめましょう。

 

以上「歯を失う悪習慣」でした。

皆さまのお口の健康の参考になれば幸いです。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院

シンプルに治そう。こどもの矯正

当院は小児矯正をおこなっていますので、お子さんの矯正相談で来院される患者さんがいらっしゃいます。

相談のきっかけで多いのが、

「他の医院で高額なマウスピース矯正を勧めれたけど、もっと違う方法はないか。」

「かかりつけの歯科医院が小児矯正をやっていないから。」

「ホームページを見て、プレオルソをやっていたから。」

などです。

軽度の反対咬合なら短期間で治すことが可能です。

以下のような装置を装着すると2~3か月。早い場合は、1か月で反対咬合が改善します。

 

プレオルソも効果はあるのですが、装置が大きいので、お子さんが

「口に入れていられない。」

という場合はあります。

プレオルソの効果 受け口 

取り外し式のマウスピースや矯正装置の最大の注意点は、装着出来なければ、歯並びは改善しないということです。

ですので、プレオルソを購入したけれど、装着できないとなると、治療費が無駄になってしまう可能性があるんです。

最近は大人もインビザラインなどのマウスピース矯正が流行っていますが、食事と歯磨き以外は、常時装着というのがルールですので、それを守り切れなくて、脱落してしまう患者さんが数多くいらっしゃると聞きます。

*当院はインビザラインなど大人のマウスピース矯正はおこなっていません。

その点、この装置は上の歯に装着するだけで、違和感も少ないので、”つけるのが無理”ということは、ほとんどありません。

この装置の唯一の難点は、歯型を取って模型を作らないと装置を作れないということです。

*プレオルソはサイズが決まっていますので、歯型取りしなくても作れます。

歯型取りは、お子さんにとってハードルが高い治療です。

子どもは大人と比べて、嘔吐販社が起こりやすいので、歯型をお口に中に入れて、固まるまでの2~3分が苦しくて待てない場合があります。

年齢的には、小学生未満のお子さんは結構難しいです。

今は光学印象といって、粘土のような型取り材料を使わず、口腔内スキャナーというカメラでお口の中を立体的に撮影して、歯型取りが出来ます。

TRIOS5

ですので、口腔内スキャナーがある歯科医院さんでは、従来の歯型取りが回避できます。(すみません。当院では、まだ導入しておりません。)

では実際の治療ケースを見てみましょう!

1年生のお子さんです。前歯が反対咬合になっています。(下の前歯が、上の前歯より前に位置している。)

 

横から見るとよく分かりますね。

 

頑張って歯型取りをして、装置を装着しました。

約1か月後。反対咬合は改善されています。前歯が一時的に”すきっ歯”になっていますが、ほとんどが自然に治ります。

 

横から見た様子。

反対咬合は一度改善すると、基本的に後戻りしませんので、かみ合わせが改善すれば、治療は終了です。

*第二次性徴期(中学生くらい)に、下顎が大きく発達すると、再び反対咬合になる可能性はあります。

以上「シンプルに治そう。こどもの矯正」でした。

当院では子どもの歯並び・噛み合わせの改善に対応しています。

子どもの矯正はいつから始める?

お子さんの歯並びや嚙み合わせで気になることがありましたら、ご相談ください。

皆さまのお口の健康の参考になれば幸いです。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院

子どもの矯正はいつから始める?

乳歯の段階で歯並びが凸凹している場合は、

永久歯に生え変わっても、凸凹になることがほとんどです。

様子を見ているだけでは、歯並びも顎の発達も悪くなります。

6歳時の歯並び ちょうど前歯が永久歯に生え変わる時期です。既に凸凹に生えています。

 

黒丸が永久歯です。緑の縦線に囲まれた範囲に、あと2本永久歯が生えてきます。生えるスペースが全然足りません。

 

拡大床治療をおこないます。

 

矯正治療3年後、9歳頃の歯並び↓

 

矯正により、前歯4本が綺麗に並びました。両隣に後から犬歯が生えるスペースも確保出来ています。

最初の状態から、自然にこのような歯並びになる可能性は、ほぼありません。

凸凹歯並びは小学校2年生までに治療を開始してあげたいです。

凸凹が強い場合は、小学校に上がる前から始める場合もあります。

今回使用した拡大床についてはこちらから↓

子供の歯並び矯正 床矯正・拡大床ってどんな治療?

子供の歯並び。様子を見ていちゃいけないケース。

以上「子どもの矯正はいつから始める?」でした。

当院では子どもの歯並びや噛み合わせ治療に力を入れています。

お子さんの歯並びが気になる方はご相談ください。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院