当院の説明 見えない所までお見せします! 

宝塚市で歯周病の予防と治療に力を入れている歯医者、笹山歯科医院 の笹山です。

こんな経験ありませんか?

歯医者さんで手鏡を渡されて

「上の奥歯に虫歯があります。」

「歯の裏に歯石がついています。」

歯医者さんのミラーと手に持った手鏡で、合わせ鏡のように見せてもらう・・。

よく見えないけど、聞き直すのも何だか悪いし

「あっ、はい・・。」

心の声「何の症状もないけど、本当に虫歯なのかな・・」

当院では見えにくい場所の説明は鏡を使いません。

こんなカメラで撮影します。Panasonicのペンタイプの口腔内カメラです。

このカメラでお口の中を撮影すると・・

こんな感じや↓(小さな穴から、歯の奥まで進んでいた奥歯の虫歯の治療)

こんな感じで↓ (前歯の裏側の歯石を取る前後)

問題個所や治療前後が一目瞭然です。

この画像を治療椅子前の30インチの液晶モニターに映しますので、伝えやすくなります。

当院では「視える」「分かる」を大事にしています。

当院の説明 何度でも説明します!

院長の笹山です。

ある実験では、お医者さんの話を半分以上覚えている患者さんはほとんどいないそうです。

お医者さんの前では緊張しますし、内容も専門的なものですからそういう結果も理解できます。

自分もお医者さんにかかると緊張してしまって、半分も言いたいことを伝えられないです。

ですので当院では何度でも説明します。

説明が一方通行にならないように

「ここまでのお話、伝わっていますか?」

と患者さんに何度も確認しながら説明します。

専門用語を使わず、分かりやすい例えを使いながら、説明が説得にならないようにも細心の注意を払っています。

ご家族の方が、一緒に説明をお聞きになりたい場合は同席していただきます。

とにかく患者さんが少しでも疑問を感じたまま、治療を進めるのが自分にとって一番したくないことです。

当院はセカンドオピニオンのご相談も受け付けています。

「今、何をされているのかよく分からない」

「今後どうなるか見通しが立たない」

など不安なことがございましたら、いつでもご相談ください。

TCH 歯列接触癖 噛み締め 食いしばり

最近テレビの健康番組でTCHについて取り上げられる機会が増えています。

TCHを深く知り、患者さんと接していると、歯や歯ぐき、顎の痛みや違和感のほとんどの問題はTCHから始まるのではないかと思うほどです。

10年くらい前に、噛み合わせの権威である歯科大学の教授にお話を伺った時にもそうおっしゃっていらしたのですが、今はそれが本当に腑に落ちます。

以下は4年前に私が書いたブログからの抜粋です。


さてタイトルのTCHとは歯科用語でtooth contacting habit 歯列接触癖の略です。

実は「話す」「咬む」「飲み込む」する時以外は上と下の歯は通常接触していません。

それ以外の時に上下の歯をかみ合わせたり、接する癖の事をTCHといい、無意識でおこなっているので自分では、自覚がないことがほとんどです。

TCHがあると、歯や歯ぐき、顎に違和感や痛みなどの症状を出る事があります。

歯が凍みる、歯が全体的に浮いた感じがする、咬むと痛い、

歯ぐきが腫れやすい、歯がゆれる、歯の間に食べ物が挟まる、

顎の音がする、ガクガクする、痛い。

これらは一見、虫歯や歯周病、顎関節症の症状ですが、TCHや歯ぎしり、または食いしばりが原因で起こることもあります。

TCHが疑われる患者さんへのアドバイスとして、よくお話しするのが

”唇を閉じて、上下の歯は離して、顔の力を抜く” 

です。これが何もしていない時のリラックスしたお口の状態といわれています。

これを意識すると、日中に無意識に噛みしめている事に気づくことがあります。

私自身も自分のTCHに気づいてからは、気を付けるように意識しています。

特にストレスがかかっている時期に多いようです。



ここからは2019年の追加事項です。

噛み締めていなくても、歯が触れているだけで側頭筋や咬筋といった噛むための筋肉は疲労し、慢性的な筋肉痛状態になります。疲労部位が側頭筋ですと偏頭痛の原因にもなり得ます。

また噛み締めが強いと胸鎖乳突筋といって顎の下から首の下まで伸びている筋肉も疲労します。この場合は肩こりの原因になり得ます。

当院の患者さんでも「肩が凝った後に、歯や歯ぐきが痛くなった」という方が非常に多いです。

右肩が凝れば、右側の歯や歯ぐき、顎に痛みや違和感が出るといった具合です。入れ歯を入れている方は入れ歯の右側に痛みが出ることもあります。

TCHの予防には、とにかく上下の歯を触れさせないことが大事です。

2~3ミリ程度は隙間があるようにしておくのが良いでしょう。

触れないことを思い出すために、家や職場のあちこちに付箋を貼りましょう。

書く内容は・・

「歯を離す」です。

誰かに見られると恥ずかしい人は

「!」だけでも良いでしょう。

TCHは万病のもと・・

過言ではないと思います!

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院

自作案内

診療室の通路の一部です↓

治療が終わった後、待合室に行かれる際に、この通路で迷う方が多いです。

「出口どこでしたっけ?」

狭い当院では動線が入り組んでいるので、分かり辛いんです(^_^;)

診療の合間に案内を作って貼ってみました。wordで自作です。

PC素人ですがwordをいじってみると、色々なアレンジが出来る事を知りました。

この大きな白壁を何か有効に使えないかと前から考えています。

絵だとちょっと普通なので、ワイヤーアートなんかいいかもしれません。

 

シリコーン入れ歯 入れ歯が痛くて噛めない方へ

 

「何回入れ歯を調整しても、痛くて噛めない・・・。」

何軒もの歯科医院で入れ歯を作り直したけれど、やはり解決しない。

そんな時の解決法のひとつがシリコーン入れ歯です。

何度調整しても、入れ歯を作り直しても痛みが取れない原因のひとつは、入れ歯を支える歯ぐき(土手)が極端にやせ細ってしまっている場合です。

その場合は固いプラスティックの入れ歯ですと痛くて噛めない場合があります。

イメージとしては裸足で木靴を履いて歩くような感じですね・・・。

素足と靴の間に中敷きのようなクッションを入れると痛くなく歩けるように、入れ歯の裏側(歯ぐきと接する部分)をプラスティックではなく、シリコーンに置き換えます。

シリコーンはこんな感じです↓

入れ歯のピンク色が薄い部分がシリコーンです。

このシリコーンがクッションとなり、痛みは激減しますので、患者さんから評価のとても高い治療法です。

シリコーン入れ歯は保険外診療です。

シリコーン部分の耐用年数は、およそ3~5年ですが入れ歯の作り直しではなく、シリコーン部分のみの張替えが可能です。

シリコーン入れ歯を装着した患者さんからは・・

「何軒も歯医者さんに行ったけれど、やっと痛くなく噛めるようになって嬉しい!」

そんなお言葉を何度も頂きました。

シリコーンの材料はメーカーによって色々あります。

「コンフォート」「バイオシリコーン」「ベルテックス」などです。

それぞれの材質的な差は、ほとんどありません。

相談はいつでも可能ですので、入れ歯の痛みが取れなくてお困りの方はお気軽にご相談くださいね。