削る音が少ない日

院長の笹山です。

ワールドカップを楽しんでいます。決勝Tは見ごたえありますね。世界の強豪の本気は凄いです^^

 

 

定期的にメンテナンスでクリーニングを受けられる患者様が増えています。

歯科衛生士さんがフル回転です。

メンテナンス患者様の予約が多い日は私の出番が少なくなります(^_^.)

でも本来はそれでいいのです。出来るだけ削らない、抜かないをコンセプトに診療していますので、メンテナンス患者様が多いということは予防が出来ているということですので。

できる限りセルフケアとメンテナンスで虫歯や歯周病を予防して、それでも悪くなってしまった所を再発しないように私がしっかり治すというスタイルで診療しています。

出来るだけ歯を削る機械の音が聞こえないクリニックを目指しています。

 

メンテナンスでは、虫歯や歯周病のチェックに始まり、クリーニングだけでなく、ちょっとした歯ブラシの磨きぐせのチェック

フロスや歯間ブラシなど補助器具の使い方、入れ歯のお手入れの仕方、かみ合わせのチェックなど色々と行います。

これを3~4か月おきに行います。

すこし間隔が短く感じられるかもしれませんが、この間隔でメンテナンスをお受けになると「お口の調子がいい」「歯茎から血が出なくなった。」「腫れなくなった。」という方が多いです。

特にご年配の方にはこのメンテナンスをぜひ受けていただきたいです。

加齢と歯周病により、歯の間に物が挟まりやすくなったり、歯茎が痩せて歯の根っこが露出することで虫歯や歯周病が進みやすくなります。服用されているお薬や加齢による影響でお口の自浄作用がある唾液の分泌が減ることも一因です。

歯ぐきが痩せると隙間などの磨きづらい部分が多くなり、ご自身の歯磨きだけで、キレイにするのはかなり難しくなります。

 

そして30~50代の間の方にもメンテナンスをおすすめします。

日々忙しくて細かいセルフケアまで気が回らない、自信がない、という方でもメンテナンスを受けておくだけで予防効果は高くなります。歯周病は進行がゆるやかなため、ほとんど自覚症状がないまま歯茎や骨がジワジワと痩せていきます。そして自然に治ることはなく、最終的には歯が抜けてしまいます。

50代になって急に悪くなるのではなく、その前の30代からの20年間のメンテナンスが一番大切なのです。

磨ききれない歯垢や歯石をクリーニングで落とすと、お口の中がさっぱりしてとても気持ちが良いですよ(^O^)

 

 

あまりの大きさに思わず撮影しました。最初、マンションかと思いました。セレブリティ・ミレニアムという客船だそうです。

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アロマ

院長の笹山敏(ささやまさとし)です。

昨日は変なお天気でしたが、今日は涼しくて過ごしやすいですね。

7月に入ると洋服などの夏のセールが始まりますが、歯科にも夏のセールがあります。ただし治療の値引きセールではありません^^

歯科治療に使う材料や機材のセールです。年中使う、使い捨てのうがい用紙コップや治療用手袋などの消耗品などはセールの時にまとめて購入します。

この時期から在庫の確認などをコツコツと始めています。

 

診療をお待ちいただく間、少しでリラックスして頂ければと思い、待合室にアロマディフューザーを置いています。

ずっと柑橘系のアロマオイルを使っていたのですが、少し香りが弱いようであまり効果がないような気がしていました。

そこで今回、オイルをラベンダーに変えてみたところ、しっかりと香りがするようになりました。

診療室にまで、ほのかに香るようになってビックリしています。

歯科医院では緊張される患者様が多いと思います。出来るだけリラックスしていただける雰囲気づくりと診療空間を作りたいと思っています。

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アンダーブラッシング

院長の笹山です。

ちょっと暑さが遠のいて過ごしやすくなりました。

5月、6月は検診シーズンですので会社や学校で歯の検診を受けられてから来院される方が増えています。

私も先日、学校検診に行ってまいりました。以前にも書きましたが、やはり虫歯は減っています。かわりに歯肉炎は増えています。

歯肉炎は将来歯周病に移行する可能性が高いので要注意です。

 

タイトルに書きましたアンダーブラッシングとは磨き残しのある状態です。

原因の1つとして歯ブラシの硬さがあっていない場合があります。

歯ぐきを傷つけたり、血が出たりすると怖いとの理由で、それほど歯ぐきは悪くないのに、やわらかめの歯ブラシをお使いの方がいらっしゃいます。特に中高年の患者様に多いと感じます。

たしかに歯ぐきが腫れていたり、炎症が強い場合はやわらかめの歯ブラシを使っていただく場合もありますが

ある程度歯ぐきが引き締まってきましたら、ふつうの硬さの歯ブラシに変えていただく事が多いです。

やわらかめですとコシが弱いので歯垢を落とす力も弱くなってしまうのです。

コシが弱いので磨ききれない→歯垢が残りやすくなる→歯ぐきが引き締まらない→血が出やすくなる ・・・ということもあります。

歯間ブラシなどの補助器具も誤ったサイズの物を使っていると歯ぐきを傷つけてしまったり、逆に歯垢を落としきれなかったりします。

やり方も大切ですが、道具選びも重要です。

患者様のお口にあった歯ブラシや歯間ブラシなどの補助器具を提案できるように、様々な種類の硬さ・形の物をそろえています。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

入れ歯の壁

院長です。

2日前から診療室と待合室のエアコンを稼働させました。急に暑くなったので、体がついてきません。夏前に夏バテしないよう気を付けたいと思います。

 

入れ歯についてです。お悩みを抱えている方が多いと感じます。

噛めない・外れる・痛い・上手く話せない・違和感が大きいなど色んなお悩みがあると思うのですが、毎日使うものがこのような状態では辛いですし、食事も楽しくなくなってしまいます。

老後の楽しみは食べることだとおっしゃる患者様が多いのに・・です。

難しいケースに対応するには、入れ歯治療のスキルアップが欠かせません。

勤務医だった頃は入れ歯の上手な院長先生から学ばせて頂きました。今は勤務医ではありませんので、参考書や技術講習会で学ぶことが主になります。

昔は取っつきにくい参考書が多かったのですが、最近は分かりやすい物が多くて助かります。

先日、越えられないと思っていた難しいケースの壁を乗り越えられました。患者様には何度も通院頂き、大変だったと思います。お疲れ様でした。

良い入れ歯が出来た時は本当に喜んでいただけるので、とてもやりがいを感じます。

 

 

最近購入した本です。私も覚えている懐かしい宝塚・遠い昔の知らない宝塚・色んな宝塚を見ることができました。

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噛めることの重要性

院長です。

暑い日が続きます。

先日、家族で王子動物園に行ってきまいりました。

パンダやライオンを間近で見ることが出来,子供だけでなく私も楽しかったです。

 

 

少し前ですが、NHKで噛めることの重要性を紹介する番組を放送しておりました。

要約は、歯が抜けてしまったり、合わない入れ歯などで上手く噛むことが出来ないと・・・

1.お口の中をキレイにする役割のある唾液の分泌が少なくなる。

→虫歯や歯周病になりやすくなる。(元々、加齢とともに唾液の分泌量は減ります。)

2.お口を動かす筋肉や飲み込む筋肉が弱くなり,食べた物が食道ではなく肺に流れる可能性がある

→誤嚥性肺炎を起こす可能性がある。

3.やわらかい物しか食べなくなる。

→栄養が偏る。

最近、お口の健康と全身の関連がメディアで注目されています。

ご自身の歯で食べたいものをおいしく食べられる、一見当たり前のようなことが高齢になると簡単ではありません。

当院は高齢の患者様が多いので、このようなことが起きにくいよう、しっかりメンテナンスしています。

そして若い世代の方には入れ歯やインプラントをしなくても良いように、予防の重要性を啓蒙しています。

 

 

王子動物園にて。無心で笹の葉を食べ続けるパンダ。可愛かったです^^

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