舌苔

院長の笹山です。

暖かくなってきて嬉しいです。先日、家族で須磨の水族館に行ってまいりました。私は遠い昔に幼稚園の遠足で行った事があるようなのですが、昔過ぎて記憶にありません。子供は水族館よりも,すぐ隣の遊園地を満喫しておりました。

 

さて、最近数人の患者様からお受けした質問なのですが「舌苔は取った方がいいのですか?」というものがありました。

舌苔ってご存知でしょうか?

丁寧に歯磨きをしてマウスウォッシュなどもおこなっても、なんだかお口の中がすっきりしない。なんとなく口臭も気になる。

その原因のひとつに舌苔(ぜったい)というものがあります。

舌苔とは、舌の表面にある白っぽい付着物で、 舌の表面に食べ物の残りカスや、 舌の剥がれた上皮細胞が付着しているものです。

*白いものすべてが舌苔ではありません。通常の状態でも舌の色はやや白っぽいものです。

歯をしっかり磨いても、舌苔がたくさんあるとお口の中に細菌が繁殖しやすくなります。

そこで舌苔をケアする必要があるのですが、 間違った方法で取ってしまうと、 逆に舌を痛めたりしてしまいます。

良くないのは 歯ブラシでゴシゴシと舌の表面をコスってしまうことです。

これは舌の表面を傷つけてしまい、 味覚センサーも痛めてしまうこともありますので、舌ケア用専用器具を使うようにしましょう。

実際の舌苔のケア方法は歯科医院でアドバイスを受けてからおこなうとトラブルも少ないのでおススメします。

当院でおススメしているのは舌ブラシではなくヘラのよう舌クリーナーです。これを使うと傷つけることなく舌苔をキレイに取ることが出来ます ↓ ↓ ↓

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治療用グローブ

院長の笹山敏(ささやまさとし)です。

ちょっと暖かくなってきましたね。このまま春が来てくれればうれしいです。

 

さて、下の画像は使い終わった治療用(グローブ)手袋です。毎日大量の使用済みグローブが発生します。

私が大学を卒業した頃ですと、年配の先生の中には素手で診療されている方もいらっしゃいました。また、グローブを着用していても患者様ごとに交換はせず、手洗いをして使っていたことが多かったように思います。

使い捨てにするとコストがかなりかかることも理由のひとつだったのかもしれません。

最近では院内感染の問題もあり、グローブは患者様毎に交換するのがスタンダードになっています。

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妊婦歯科検診

院長の笹山敏です。

お正月も終わり、重かった体もやっと本来の仕事モードになってきました。

今日はお昼に診療所を抜けて、宝塚市の妊婦歯科検診に出務してまいりました。

少し雪が降るようなお天気でしたので、来られた妊婦さんの人数はいつもより少なめだったようです。

妊娠中はホルモンバランスの変化により歯ぐきが腫れやすくなったり、つわりなどで歯磨きが十分出来なかったりする場合があります。また出産後も育児で忙しく、お母さんのお口の健康まで気が回らなくなったり、歯が痛くなっても治療に通いづらいなどということもあります。

出産前に虫歯や歯周病が分かれば、妊娠中でも治療可能な場合もありますので、このような妊婦歯科検診や、かかりつけの歯科医院でチェックしてもらうと良いと思います。