先日の日曜日はセミナー参加です。
雨の日は絶好のセミナー日和。
朝から夕方まで矯正治療について勉強です。
一番前の特等席でお勉強
セミナーの帰りにいつものジムで筋トレ。
手首を痛めているので、かばいながらの筋トレ。
アラフォーは故障すると回復が遅いです(^_^;)
故障したら、治るまでしっかり休むべきなんですが、いつ回復するかも分からないので、かばいながら何とか筋トレしました。
歯のすり減り。
歯科用語では咬耗(こうもう)といいます。
すり減りの原因は様々。
歯ぎしりや食いしばりによるすり減り、長年歯を使い続けた結果のすり減り、咬み合わせの不良によるすり減り・・
こちらは歯ぎしりや長年の経過によるすり減りです。歯の真ん中が凹んでいるのが分かりますでしょうか?
月のクレーターのような感じで凹んでいます。
これは歯の表層のエナメル質という歯が、すり減って無くなってしまったものです。
放置していると凹んだ歯の周りの薄くなったエナメル質が更に欠けてしまう場合があります。
治療後です。凹んだ部分を歯と同じようなプラスティックで埋めました。
プラスティックですので、いずれはまたすり減っていきますが、その時は補充してあげればいいのです。
ついでにすり減りの原因が歯ぎしりなどの癖の場合は、マウスピースや自己暗示療法が必要です。
すり減りに対して必ず埋めないといけないわけではありませんので、気になる方は必要な治療かどうか歯科医院で診てもらうのがよいでしょう。
プレオルソというマウスピースタイプの矯正装置の効果についてです。
6歳のお子さん。
前歯が乳歯から永久歯に生え変わるタイミングで受け口になってしまったケースです。
上の大きな前歯の先端が下の前歯の内側に入ってしまっているのが分かりますでしょうか?
プレオルソを装着して1か月。
すでに歯並びが改善しはじめています。
そして2か月後
上の前歯の先端が下の前歯の外側に位置しているのが分かりますでしょうか?
生え変わりの時期は歯が動きやすく、顎の骨も柔軟性があるのでケースによってはこれほど早く改善されます。
上の前歯はすきっ歯になっていますが、後に自然に治ります。
逆に下の前歯の歯と歯の間の隙間が治療前と比べて無くなっているのがお分かりでしょうか?
これはとてもいいことです。
横からも見てみましょう
治療前
2か月後
これだけ早く効果が出たもうひとつの理由。
それは、プレオルソの装着時間や装着方法をしっかり守ってくれたことです。
いわゆるワイヤー矯正(針金を歯につける矯正)は取り外しできないので、時間さえたてば歯は動きます。
このマウスピースは正しく装着しないといつまで経っても治りません。
マウスピースタイプの矯正のコツはとにかく装着時間と方法を守るということですね。
プレオルソはただ歯並びを改善するだけの装置ではありません。
歯並びが悪くなってしまった原因である舌の位置や口呼吸なども改善してくれます。
お母さんにも大変喜んでいただき何よりです。
まだ改善途中ですので引き続き装着していただきますが、経過は良好そうです。
プレオルソの紹介動画↓
https://www.youtube.com/watch?v=Pa4irnilp-I
皆様のお口の健康に参考になれば幸いです。
宝塚市の歯医者 笹山歯科医院
日曜日は朝からこちらで商談
昼からは別の場所でセミナー受講
子どもの歯並び・咬み合わせを治すマウスピース装置の講義です。
ムーシールドというマウスピースタイプの矯正装置です。
当院ではプレオルソというマウスピースタイプの矯正装置を導入していますが↓
こちらのムーシールドは元祖マウスピースタイプの矯正装置です↓
今の所、プレオルソで十分だと考えていますが、元祖の考案者の先生の講義も聞いておくべきだと思い、受講しました。
色々と勉強になりましたが、エアコンが効きすぎて寒い・・(T_T)
受講者の方々もカーディガンなど羽織っている方も結構いましたね。
セミナー終了後は寄り道せずにまっすぐ帰宅。
プレオルソは「受け口」「出っ歯」などの噛み合わせ・歯並びに効果があるマウスピースです。
ムーシールドよりも治りが早いといわれています。
当院ではプレオルソについてのご相談を随時受け付けています。
プレオルソについてお知りになりたい方はこちらから→ http://こども歯ならび.com/