宝塚市で歯周病の予防と治療に力を入れている歯医者、笹山歯科医院 院長の笹山です。
先日のブログに書きましたインプラント手術の術前シミュレーションと術後の比較です。
今回はとてもシンプルなケースです。
術前のシミュレーション↓
手術後↓
術前のイメージ通りにインプラントが埋入されました。
術後は少しだけ腫れましたが、痛みはないとの事で良かったです。
2か月後には歯が入り、何でも気兼ねなく食べられるようになります。
先日のブログに書きましたインプラント手術の術前シミュレーションと術後の比較です。
今回はとてもシンプルなケースです。
術前のシミュレーション↓
手術後↓
術前のイメージ通りにインプラントが埋入されました。
術後は少しだけ腫れましたが、痛みはないとの事で良かったです。
2か月後には歯が入り、何でも気兼ねなく食べられるようになります。
本日は休診日でしたが、来週のインプラントオペのシミュレーションをするために医院に来ています。
インプラントオペをおこなう場合は、2週間以上前にインプラント手術器具の動作確認おこないます。↓やや散らかっていますね(;^_^A
約1週間前にオペのシミュレーションをおこないます。CTレントゲン画像に疑似インプラントを埋入した画像を確認しつつ、オペのリハーサルをおこないます。
どちらも時間がかかるので、休診日におこなっています。
インプラントオペは事前の診断と準備が大切で、それだけで9割は終わっていると言っても過言ではないと考えています。
実際に以前、オペの前日にインプラントモーターというメインの手術器具に不具合が発生し、急遽オペ当日の朝にメーカーの方に代品を持ってきていただいた事もあります。(メーカーの営業の方に感謝です。)
休日に1人で医院でシミュレーションをおこなうと、慌ただしい診療日では、なかなか気づけないような気づきが毎回あり「休診日に来て良かった。」と感じます。
本日医院でシミュレーション中に、お世話になっている歯科技工士さんから別の症例についてメールがあり、症例の返信ついでに、自分が今医院にいることを返信すると、その技工士さんは仕事場以外に自宅に歯を作れる設備をお持ちだそうで、静かな環境で1人で仕事をすると色々とアイデアが沸くとのことでした。
みんな同じなんだなと思いました。
入れ歯とブリッジのどちらかを選ばないといけない。
ブリッジ
入れ歯
そんな状況になった場合、どちらがいいのか?
ネットで検索したけれど、双方にメリット・デメリットがあり、迷ってしまって決められない。
私自身の歯は入れ歯でもブリッジでもありませんが、歯科医師として、この選択をしなければならない患者さんに数え切れないほど立ち会い、説明してきたと思います。
個人的な経験で恐縮ですが、
シンプルに答えさせて頂くと・・
*ただし保険診療の場合、入れ歯製作後にすぐにブリッジに変更することは出来ません。
どんな治療でもメリット・デメリットはあります。
入れ歯とブリッジにも優越をつけがたい点があります。
しかしネットで検索すると、ちょっと誇張しすぎではないかというデメリットもあります。
それは・・
「入れ歯のバネをかけた歯は負担が大きく、そのうち抜けてしまう。」
「ブリッジは健康な両隣の歯を削るので、寿命が短くなり抜けてしまう。」
両隣の歯が歯周病でもなく、虫歯で削ったこともない歯なら、どちらの治療を選んでもそう簡単に抜けません。中には30年近く問題のないブリッジもあります。
最後にもっと個人的な意見です。
以上、入れ歯とブリッジ 迷ったら・・でした。
笹山歯科医院では、セカンドオピニオンも随時受け付けております。
治療の選択肢でお悩みの方は気軽にご相談いただければと思います。
「インプラント ブリッジ 比較」 と検索すると色々とヒットします。
歯医者さんでインプラントかブリッジどちらにするか、決めなくてはならなくなって
検索している方が多いのではないかと思います。
検索結果の多くは歯科医院のホームページの情報にヒットしますね。
大抵の検索結果はブリッジは良くない、インプラントのほうが優れているとなっています。
臨床データでもインプラントのほうが総合的には勝っているというデータがありますし、私自身も基本的にそう思います。
しかし、当院に古くからの通われている患者さんのお口の中には30年以上持っているブリッジが結構あるということも私が知る臨床的な事実です。
当院の治療ではありませんが40年以上前に入れたブリッジがいまだに何事もなく機能している患者さんもいらっしゃいます。
その長期に問題がなく持っているブリッジに共通していることは・・・
① ブリッジしているすべての歯に神経があり、部分的でなく、全体的にかぶせる冠で製作してある。
② 歯磨きなどのセルフケアがしっかり出来ており、定期的に歯科医院でクリーニングなどのメンテナンスを受けている。
③ 噛みしめや歯軋りなどの癖がない。
④ 歯並びやかみ合わせが良い。
が挙げられます。
ブリッジは健康な歯を削るという大きなデメリットはあります。
しかし、インプラントは保険が効かない、手術しなければならない、治療期間が長い、全身の健康状態によっては適応除外となるなど、どなたにでも適応できる治療でないことも事実です。
条件次第ではブリッジも治療の選択肢として十分考えてよいと考えます。
フルジルコニアブリッジ↓ セラミックの良さ(色調)と金属の良さ(硬さ)を持ち合わせたブリッジで、当院ではスタンダードな治療です。