舌苔

院長の笹山です。

暖かくなってきて嬉しいです。先日、家族で須磨の水族館に行ってまいりました。私は遠い昔に幼稚園の遠足で行った事があるようなのですが、昔過ぎて記憶にありません。子供は水族館よりも,すぐ隣の遊園地を満喫しておりました。

 

さて、最近数人の患者様からお受けした質問なのですが「舌苔は取った方がいいのですか?」というものがありました。

舌苔ってご存知でしょうか?

丁寧に歯磨きをしてマウスウォッシュなどもおこなっても、なんだかお口の中がすっきりしない。なんとなく口臭も気になる。

その原因のひとつに舌苔(ぜったい)というものがあります。

舌苔とは、舌の表面にある白っぽい付着物で、 舌の表面に食べ物の残りカスや、 舌の剥がれた上皮細胞が付着しているものです。

*白いものすべてが舌苔ではありません。通常の状態でも舌の色はやや白っぽいものです。

歯をしっかり磨いても、舌苔がたくさんあるとお口の中に細菌が繁殖しやすくなります。

そこで舌苔をケアする必要があるのですが、 間違った方法で取ってしまうと、 逆に舌を痛めたりしてしまいます。

良くないのは 歯ブラシでゴシゴシと舌の表面をコスってしまうことです。

これは舌の表面を傷つけてしまい、 味覚センサーも痛めてしまうこともありますので、舌ケア用専用器具を使うようにしましょう。

実際の舌苔のケア方法は歯科医院でアドバイスを受けてからおこなうとトラブルも少ないのでおススメします。

当院でおススメしているのは舌ブラシではなくヘラのよう舌クリーナーです。これを使うと傷つけることなく舌苔をキレイに取ることが出来ます ↓ ↓ ↓

80585067

嬉しかった出来事

院長の笹山敏(ささやまさとし)です。

花粉がピークを迎えているようで、目がかゆくて参っています。花粉も春の訪れのひとつですので、春がすぐそこまでと来ていると思って点眼薬で乗り切ります。

 

先日,新規の患者様から「実家に帰省中なのですが、歯の検診をしてほしい」というご予約を頂きました。

帰省中で特にお痛みがあるわけでもなく歯の検診だけでご予約されるということは、何か余程気になっていることがおありなのかなと思っていました。

当日来院されて驚いたのですが、その方は私が神奈川県の横須賀のクリニックで院長をしていた時に診察させて頂いていた方だったのです。

ご予約の際にはお聞きしていなかったので、当日ご記入いただいた問診票を拝見して驚きました。

前の医院のスタッフに私が兵庫県に戻った事をお聞きになり、ご自身も兵庫県がご実家でいらしたので、今回の帰省中に当院を調べて来院してくださったのです。

少し歯の補修をしましたが、大きな問題はなく、歯のクリーニングをして終わりました。

「また帰省した際には寄りますね」と笑顔でお帰りになりました。

まさか横須賀の頃の患者様にお会いできるとは思っていなかったのでとても嬉しかったです。

 

 

 

 

治療用グローブ

院長の笹山敏(ささやまさとし)です。

ちょっと暖かくなってきましたね。このまま春が来てくれればうれしいです。

 

さて、下の画像は使い終わった治療用(グローブ)手袋です。毎日大量の使用済みグローブが発生します。

私が大学を卒業した頃ですと、年配の先生の中には素手で診療されている方もいらっしゃいました。また、グローブを着用していても患者様ごとに交換はせず、手洗いをして使っていたことが多かったように思います。

使い捨てにするとコストがかなりかかることも理由のひとつだったのかもしれません。

最近では院内感染の問題もあり、グローブは患者様毎に交換するのがスタンダードになっています。

DSC_1379

 

 

大雪の日

院長の笹山敏です。

昨日は雪の中来院してくださった患者様お疲れ様でした。

バスが動いていない、家の前が雪で塞がってしまったなどで数件のキャンセルがありました。足元も悪かったので、急を要さない患者様には、こちらからお電話して予約の変更をご提案しました。

なかには兵庫県北部の豪雪地帯から車で2時間半かけて来院された患者様もいらっしゃいました。ずっと昔に治療した歯にトラブルが起きてしまい、お仕事をお休みになって来院されたのです。

前日のご予約の電話の際に伺ったお話からだと大きなトラブルが予想されましたので、来院前に以前に撮影したレントゲン写真とにらめっこしながら、想定される事態とそのリカバリー方法を何パターンか考えていました。                遠方からの来院ですので、何度も通院というわけにはいきません。

来院された時は、歯のトラブルにかなり落ち込まれていたのですが、何とかその日のうちにリカバリーすることが出来、そのまま歯のクリーニングまで終えて、次回は数か月後の定期検診となりました。                              お帰りの際には明るい笑顔に戻られたのでこちらもホッとしました。

DSC_1363

 

 

エイジングとホワイトニング

DSC_0015院長の笹山(ささやま)です。

タイトルに書きましたが、歯は加齢とともにエイジングします。

代表的なエイジングが歯の色の変化です。

歯は年齢を重ねることで、徐々に黄色くなっていきます。

加齢による黄ばみは、歯の内部にある象牙質の色が徐々に濃くなっていくことと、表面のエナメル歯が薄くなってくることに起因します。薄くなったエナメル質の下から、黄色みを増した象牙質の色が透けて、黄色っぽく見えるようになってきます。

内部から色が濃くなりますので、歯の表面をどんなにクリーニングしても元の色には戻りません。市販の歯を白くする?歯磨き粉の効果も期待できません。

この場合、内部から歯を白く出来る歯のホワイトニング処置が有効です。

特にエイジングで色が濃くなった歯は、治療前と治療後との色の差が分かりやすいのでホワイトニングの効果をより実感できます。

年配の患者様に「私の年齢でも出来ますか?」と聞かれるのことがあるのですが、ホワイトニングに年齢は関係ありません。

おいくつになられてもホワイトニングは可能です。

当院では年配の患者様に、ホワイトニングを施術することは珍しくありません。

ホワイトニングには、ご自宅で好きな時間に自分で出来るホームホワイトニングという方法、オフィスホワイトニングといって歯科医院でホワイトニング処置をおこなう方法、またデュアルホワイトニングといってホームとオフィスを併用する方法もあります。

当院ではホームホワイトニングをおこなっております。

ホームホワイトニングは、2~3週間と少し期間はかかりますが、痛い、凍みるなどの副作用が出にくく、ホワイトニング後の白さも長持ちすることと、手軽にできることから、当院ではこの方法をおススメしています。

下の写真は上の歯のホワイトニングをおこなったものです。下の歯はおこなっていませんが、上の歯が白く明るくなるだけで、お口全体が明るく見えます。

DSC_0015

 

DSC_0173