先日、虫歯になっている親知らずの抜歯をおこないました。
親知らずは画像の右端の歯です。矢印の歯は過剰歯です。
大人の歯は親知らずを除くと通常上下で28本あります。それ以外の歯を過剰歯といいます。
顎の骨の中に埋まっているのがレントゲン写真で見つかったり、今回のように生えている場合もあります。
今回のような位置に生える過剰歯は、画像のように大きさは小さいです。このくらいでしたら、抜かずにそのままでも大きな影響はありません。
ただ今回は親知らずが虫歯になっていたので、今後この過剰歯も虫歯になる可能性があり、親知らずと一緒に抜きました。
親知らずは前歯から数えて8番目に位置しますので、私たち歯科医は「親知らず」とは言わずに「8番」といいます。(患者さんに説明する時は、親知らずといいます)
今回はその親知らずの近くにあった歯ですので、9番?ともいえるかもしれません。
抜いた親知らずと過剰歯です↓
親知らずの虫歯はかなり進行していました。もうしばらく放置していると夜も眠れないくらい痛くなった可能性がありましたね。
過剰歯はかなり小さかったです。長さは6mmくらいでした。
以上「9番目の歯?過剰歯を抜歯しました。」でした。
皆様のお口の健康に参考になれば幸いです。
宝塚市の歯医者 笹山歯科医院
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