30年ほど前に当院で製作したBr(ブリッジ)。
可撤性Brといって、取り外し可能な特殊なBrです。
装着当初の30年前と比べて、歯の部分が黄色くなってやや変色しています。
といっても30年の劣化にしてはかなり少ない方です。
当時の歯科技工士さんの技術と、患者さんのお手入れが良かったので、この程度で済んでいます。
この方は最近、ホワイトニングをおこない、周りの他の歯が白くなったので、このBrの歯の黄色くなった色が目立つようになりました。
そこで私が人工の歯の部分の張り替えをご提案し、3日ほどお預りして歯科技工士さんにリフォームしてもらいました。これはクリーニングではなく、材料そのものを一度全部剥がして、新しくしています。
ずいぶん明るく白くなり、患者さんにも喜んでいただけました。
30年経ちましたが、本体部分は何ともありませんのでまだまだ使っていただけます^^
精密な歯を入れて、患者さんのお手入れが良く、定期検診も欠かさなければ、30年以上持つことも可能ということですね。