先日、私のブログをお読みになった患者さんから質問をいただきました。
「歯磨き粉ってつけないほうがいいって言われたんですけどどうなんですか?」
答えは、断然つけたほうがいいです。
歯磨き粉を付けないと
歯に着色がつきやすくなります。
フッ素による虫歯予防効果がなくなります。
最近の歯磨き粉はプラークを分解しやすくする成分や殺菌効果の期待できる成分も入っていますので
使うべきです。
昔の歯磨き粉は、フッ素も入っておらず、泡立ちが多く、ミントなどのハッカ成分も多かったので
どちらかというとお口直しに歯をスッキリさせるガムのような存在でした。
研磨剤も粗いものが入っていたので、歯の表面を傷つける恐れもありました。
最近の歯磨き粉は低香味料・低発泡・低研磨剤・高濃度フッ素が基本ですので、歯磨き粉は虫歯や歯周病予防のために使うべきなのです。
ただし一番大事なことは、磨くべき所に歯ブラシがちゃんと当たっているかです。
「磨いている」と「磨けている」は大きく異なりますので、歯医者さんで検診時に正しくブラッシング出来ているかチェックしてもらいましょう!
ブラッシングの時間・回数・歯磨き粉の量・ゆすぐ回数については、こちらを参考に↓
https://www.sasayama-dc.com/blog/4921/