宝塚市でお子様の虫歯予防や歯並び矯正をおこなっている小児歯科 笹山歯科医院の笹山です。
子供に矯正治療の必要があると言われたんですけど、本当に必要ですか?
「永久歯が生え揃うまで待ってからでいい。」
「早いうちに矯正を始めたほうがいい。」
結局どっち?
答えは
「子供のうちに治したほうがいい歯並びもあるし、永久歯が生え揃うまで待ってもいい歯並びもある。」
です。
答えになっていない?
でも本当にそうなんです。
子供のうちの矯正というのはⅠ期治療といって、歯並びというよりも顎の成長やかみ合わせのズレを修正するものが多いです。つまり後から生えてくる永久歯が並ぶ顎をしっかり成長させるということです。
子供が4人座れる長椅子に大人は4人座れません。椅子を大きくすることで大人も座れるようにします。
もちろん子供の顎は年齢と共にある程度大きくなりますが、それでも成長が追いつかない場合や成長の方向が良くないと、永久歯は上手く並びません。
逆に永久歯が生え揃うまで待っていいのはどんな場合?
極端に歯並びが悪く、1期治療でいくら顎の成長を促しても、歯を並べるスペースが間に合わないと予想され、永久歯を抜歯して矯正する可能性が高いケースです。
当院では子供の歯並びやかみ合わせ相談をおこなっており、Ⅰ期治療は以下のような装置をメインに使っておこないます。それぞれに特徴があり、ケースによって使い分けています。
床矯正装置 取り外し式
スケルトン 固定式拡大装置
プレオルソ 取り外しが可能マウスピースタイプ