学校検診シーズンですね。
私もこの時期は幼稚園、保育園や高校などの歯科検診に出かけます。
お母さん方は近々お子さんが持ち帰った歯科検診の結果をご覧になることと思います。
検診結果は書式はそれぞれありますが
主な項目は
①虫歯の有無
②歯肉や歯垢の状態
③歯並びや噛み合わせ
④顎の関節
などです。
この項目の中で一番気になる項目はなんでしょう?
やはり①の虫歯の有無でしょうか?
虫歯が無いのは確かに良いことです。
しかし・・
歯肉炎や歯垢の状態が要指導や要治療だった場合どうされますか?
「虫歯じゃないし、まぁいいか」となっていませんか?
これが意外と落とし穴なんです。
今のお子さん達は昔と比べて虫歯が減っています。
それはとっても良いことなんですが、
逆に昔より歯肉炎は増えています。
現代食は柔らかくてあまり噛まなくても飲み込める食べ物が多くなったことで、歯垢が残りやすくなっています。
歯肉炎は将来歯周病に移行する可能性があります。
虫歯と歯周病は原因菌が違うので、虫歯が無くても、歯周病になります。
学校検診で歯肉炎にチェックが入っている場合は、歯科医院でブラッシングチェックや歯石除去を受けられれることをオススメします。
「家では何度言ってもちゃんと磨かないんです。」なんてお子さんも、歯医者さんで指導を受けると意外に磨くようになりますよ^^