宝塚市で歯周病の予防と治療に力を入れている歯医者、笹山歯科医院 院長の笹山です。
口の中でも歯周病になりやすい場所となりにくい場所があります。
歯周病は歯と歯茎の境目から進行しますが、歯と歯ぐきの境目でも場所によって歯周病のなりやすさが違うんです
①歯の表側の歯と歯茎の境目
②歯の裏側の歯と歯茎の境目
③歯と歯の間の歯と歯茎の境目
一番なりやすいのは③の歯と歯の間の歯と歯茎の境目です。
この歯と歯の間の「コル」といわれる「くぼみ凹」が歯周病菌の溜まりやすい場所です。
他の場所と比べて歯周病に2.5倍なりやすいというデータもあります。
とくに30代を超えると歯と歯の間が多少空いてきて、歯に食べ物が挟まったりしやすくなります。
この時点で歯間ケアを始めるのがベストです。
しかし今まで歯ブラシしかしてこなかった人が、歯ブラシより使いにくい歯間ブラシやフロスを使っても挫折する方が結構多いんです。
そんな場合にはまず「取っ手付きのフロス」から始められるといいと思います。
欧米ではセルフケアにフロスや歯間ブラシを使うのは当たり前。日本は何故か使用率が低いんです。
1日1回夜の歯磨きの後にするだけでも、むし歯と歯周病予防に大きな効果がありますよ!