宝塚市 宝塚南口の笹山歯科医院 院長の笹山です。
口内炎、辛いですよね。
話すのも、食べるのも、飲み込むのも痛い。
「何か口の中が痛いな。」と思って、鏡で口内炎を発見した時のあのショック。
何度経験しても慣れません。
治るまでの数日間の苦痛を考えると、テンションが下がります。
そこで、今回は辛い口内炎を出来るだけ早く治す方法です。
一番早いのは歯医者さんで治療することです。
レーザー治療をおこなうと、痛みはかなり軽減されます。
当院のレーザー↓
レーザーで表面を処理することで、痛みが楽になった口内炎↓
もしくは、歯医者さんで口内炎用の軟膏や貼り薬を貰う事です。
軟膏と貼り薬の違いなんですが、
貼り薬(シール状)は、唇の口内炎に適します。
軟膏は、唇・舌・歯ぐきに適します。
シールタイプは、歯ぐきや舌に貼っても剥がれやすいです。
で、軟膏を効かせるコツです。
まず洗面所の鏡に向かいます。
両手を使いますので、手鏡を持ちながらは難しいです。
清潔な綿棒に軟膏を少量取ります。
唇を片手でめくって、口内炎が鏡で見えるようにします。
次に綿棒の軟膏を塗っていない方で、口内炎とその周囲の水分(唾液)拭きます。(痛いけど我慢!水分があると剥がれやすくなります!)
水分を拭き取った部分に、新たな唾液がつく前に、綿棒の軟膏を塗ります。(厚く塗ってはいけません。)
次は最大のポイントです。
このまま唇を持つ手を離すと、塗った軟膏が、唇の内側や他の部分にくっ付いてしまいます。
他の部分に付くと、効果が落ちますし、付いた部分も気持ち悪いです。
で、どうするかといいますと、
口内炎に軟膏を塗った後、反対の手で唇はめくったまま、
綿棒の先ほど水気を取った側に、洗面所の蛇口から水を出して濡らします。
綿棒にたっぷり水がついたら、軟膏を塗った表面を綿棒で濡らし、唇の内側などの軟膏を塗った部分に当たりそう部分も濡らしておくと良いでしょう
こうすることで、その後、唇を持つ手を離しても、唇の内側に軟膏がくっつくのを防ぐことができ、口内炎に塗った軟膏が剥がれにくくなります。
文章のみの説明ですので、ちょっと分かり辛いかもしれませんが、かなり効果がありますので、口内炎の軟膏が効かないと悩んでいる方は、是非試してみてください。
一日に数回塗るのがよいのですが、とにかく寝る前に塗って、その後飲食せずに寝ると、一番効果がありますので、寝る前に塗るのはマストです。
あとは睡眠をしっかりとり、補助的にビタミンBのサプリメントを多めに飲むと更に治る期間が短縮されます。
万一、喉の奥に出来た場合などは、塗ることも難しくなりますので、歯医者さんでレーザーなどの治療するのをお勧めします。
以上「つらい・痛い口内炎 早く治すには?」でした。
何か参考になれば幸いです。