「歯医者さんって自分の歯はどうやってセルフケアしてるのかな?」
「高い歯ブラシとか歯磨き粉を使ってるのかな?」
「一般の人と何か違いがあるのかな?」
興味のある方がいらしたらと思い、特別なことはしていませんが、
院長の笹山が実践している歯のセルフケアについて書きます。
以下①~⑧の順におこないます。
① 歯磨き前に、まず水で口をゆすぎます。
② 歯間ブラシを通します。
③ フロスを通します。
先に歯と歯の間を掃除することで、後でつける歯磨き粉の成分が歯と歯の間に浸透しやすくなります。
④ 歯磨き粉をつけずに歯を磨きます。
5分程度。
舌で歯の表面に触れてみて、歯の表面がツルツルするまで磨きます。
実は歯磨き粉を付けない方が泡立ちもなく、長時間磨けます。
また、歯磨き粉による滑りもないので、歯の表面にダイレクトに毛先が当たって、磨き残しが少なくなります。
⑤ 水でゆすぎます。
⑥ 歯磨き粉をつけて磨きます。
2分程度。
綺麗になった歯の表面を、歯磨き粉の有効成分であるフッ素やその他の成分でコーティングする感覚で磨きます。
シャンプーでいう、リンスやトリートメントのような使い方です。
磨くというより、塗るという感じです。
歯磨き粉の研磨剤の効果で歯の着色(茶渋など)もつきにくくなります。
⑦ 口に溜まった歯磨き粉を吐き出します。
水で1回もゆすがない。
歯磨き粉の有効成分をなるべく歯に残して、虫歯や歯周病の予防効果高めるために水でゆすぎません。
⑧ 寝る前はコンクールFでうがいします。
うがいは、歯みがきが終わってから15分以上(フッ素等の有効成分効いて、歯の表面のPHが中性に戻るのにかかる時間。)時間を空けます。
歯の表面をコンクールFの有効殺菌成分であるグルコン酸クロルヘキシジンでコーティングして、寝ている間の菌の繁殖を抑えます。
以上の①~⑧を夜におこないます。朝と昼は時間短縮のため、朝は舌クリーナーと⑤、⑥のみ。昼は⑤、⑥のみをおこなっています。
現在の使用中のセルフケアグッズ
・歯ブラシ オーラルケアのタフト24 M
・歯磨き粉 ライオンのブリリアントモア または、バトラーのCHXペースト
・歯間ブラシ ドラッグストアで買った物
・フロス ライオンのウルトラフロス
・うがい薬 ウェルテックのコンクールF
・舌クリーナー Ciメディカル ゼクリン
こんな感じですが、グッズについてはドラッグストアで売っていないものもあります。興味のある方は来院の際にお気軽にお尋ねください。
以上「歯医者はどんな歯ブラシや歯磨き粉を使っているのか?セルフケアの仕方は?について」でした。
皆さまのお口の健康の参考になれば幸いです。
宝塚市の歯医者 笹山歯科医院