宝塚市の歯医者、笹山歯科医院 院長の笹山です。
暑い日が続きますね。
日中に外に出ると溶けてしまいそうです((+_+))
本日は、患者さんから時々聞かれる質問についてお答えします。
「最近、舌や頬っぺたの内側を噛んでしまうんだけど・・。」
原因はいくつか考えられます。
①咬み合わせが変わった。
②太った。
③唾液が減った。
④口の周りの筋肉が衰えた。
順に解説していきますね。
①の「咬み合わせが変わった」は、新しい差し歯や入れ歯が入ったり、奥歯の詰め物や被せ物が取れたままにしていると、起こることがあります。
②の「太った」は、体重が増えると頬っぺたの内側にも脂肪がつきますので、噛みやすくなります。
③の「唾液が減った」は、鼻疾患による口呼吸や、常用薬(降圧剤やアレルギ―薬など)の副作用で唾液が減り、口の中が乾くと、すべりが悪くなり、頬っぺたの内側や舌を噛みやすくなります。
④の「口の周りの筋肉が衰えた」は、年齢とともにシワやたるみが出来るように、口の周りに筋肉も衰えて、動きが悪くなり、頬っぺたの内側を噛みやすくなります。
以上のように色々と原因が考えられますが、しょっちゅう噛んでしまうのを放置すると、傷が癌化する可能性もゼロではありませんので、歯医者さんで原因を診てもらうことをお勧めします。
ちなみに④の衰えについては、あいうべ体操が有効です↓