院長の笹山です。
下の親知らずを抜歯を計画した時、CT撮影すると安全に手術がおこなえます。
下のレントゲンは親知らずを横からみたレントゲンです。
横に生えている親知らずの下を通っている線が下顎管といって、動脈や大事な神経が入っている管です。ここを親知らずを抜歯する際に損傷すると、大出血や神経麻痺をおこします。
この従来のレントゲンでは親知らずと下顎管が重なっているように見えますが、それを立体的に撮影し診断できるのがCT画像です。
当院のCTで撮影した画像です。
赤い線が下顎管です。3次元のCT画像で見ると、親知らず(青い矢印部分)と重なっていないことがはっきりと分かります。
当院では下の親知らずも、ある程度のレベルまでは自院で抜歯可能です。
難易度が高いケースは、病院を紹介しております。
ちなみにこの親知らずは当院で抜歯しました。
当院のCTについてはこちらもどうぞ↓
https://www.sasayama-dc.com/blog/?p=6363&preview=true
以上「歯科CTで診断」についてでした。