見過ごし、見落とし、見つかりにくい虫歯 

院長の笹山です。

まずは下の画像をご覧ください。

この歯のどこかに虫歯があります。分かりますでしょうか?

どこにも穴が開いていませんので分からないと思います。

でもかなり大きな虫歯があるんです。

答えはこちらです。(虫歯を削り始めたところです)

最初の写真と見比べると想像できないような虫歯の大きさです。

何故ここに虫歯があるのか分かったのでしょうか?

実はレントゲン検査によって発見したのです。

以下は、この歯のレントゲン写真です。

 

矢印の先の黒丸部分に黒い影がありますね。

これが虫歯です。3か所虫歯になっています。かなり大きいです・・・。

今回は虫歯は赤い矢印部分です。

このようにレントゲン検査は、表面からは見えない虫歯や歯周病を発見させてくれる有効な診断ツールです。

しかし日本では様々な事情からレントゲン検査を敬遠する方もいらっしゃいます。

歯科のレントゲン検査のX線量は本当に微量です。

微量ですが、念のため撮影する時はX線防護エプロンをしています。

(世界には防護エプロンを不要と考え、しない国もたくさんあります。)

こちらもご覧ください↓

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上記のレントゲン写真1枚は、日本人が1年間で空から浴びる自然放射線の150分の1の線量で、なおかつ防護エプロンをしていますので、体への影響はほぼ皆無といえます。

上記のような”隠れ虫歯”は無症状で進むことが多く、更に進行してしまい激痛をかんじてから治療を開始する場合も少なくありません。

レントゲン検査、有効です。

当院では、なるべく見過ごしや見逃しが無いようレントゲン検査を含めて、各種検査をおこなっております。

*無用なX線検査は行いませんのでご安心ください。