今日は午前中に歯科衛生士学校の学生さんが診療見学に来てくれました。
遠方から泊りがけでいらして、当院を含めて4軒の歯科医院を見学するそうです。
この時期に意欲的に就職活動する学生さんは珍しいので立派だなと思いました。
しっかりとビジョンを持っておられたようなので、ご縁があればと思います。
学生さんにも話したのですが、良い就職先を見つけるポイントってどんな事でしょう?
私が思う4つを挙げます。
① 衛生的で滅菌をしっかりしている
滅菌は患者さんの目に見えないものです。
どれだけ滅菌しても治療費を多く頂けるわけではありませんし、手を抜こうと思えばいくらでも抜けます。
目に見えないものにどれだけコストと時間をかけるか?
滅菌は自分達の仕事に誠実であるかが問われる作業だと思います。
② 口腔内写真を撮っている
記録を残すことは大事です。 自分の臨床レベルをあげるためと患者さんへプレゼンするためです。
③ 歯科衛生士の予約が独立している
治療の”ついで”ではなく、歯科衛生士だけの予約枠があることは大事です。
まず施術に集中できます。
そして自分の予約枠なので、責任を持って仕事に取り組むことができます。
④ 相互実習など成長のためのカリキュラムがしっかりしている
就職して、すぐスケーリングをさせられたりする医院もあるようですが、当院はそうではありません。
段階を踏みながら少しずつ患者さんに触れてもらうようにしています。まずはスタッフ同士の相互実習からです。スケーリング・PMTC・印象採得など全てです。
まとめ
最初に勤める医院はとても大事
最初の医院で体に染み付いたことは、自分の仕事の基礎となります。
後から基本に戻ることは、なかなか難しいものです。
少し苦労をしてでもしっかり基礎を身につけるのか?それとも・・・