「インプラント ブリッジ 比較」 と検索すると色々とヒットします。
歯医者さんでインプラントかブリッジどちらにするか、決めなくてはならなくなって
検索している方が多いのではないかと思います。
検索結果の多くは歯科医院のホームページの情報にヒットしますね。
大抵の検索結果はブリッジは良くない、インプラントのほうが優れているとなっています。
臨床データでもインプラントのほうが総合的には勝っているというデータがありますし、私自身も基本的にそう思います。
しかし、当院に古くからの通われている患者さんのお口の中には30年以上持っているブリッジが結構あるということも私が知る臨床的な事実です。
当院の治療ではありませんが40年以上前に入れたブリッジがいまだに何事もなく機能している患者さんもいらっしゃいます。
その長期に問題がなく持っているブリッジに共通していることは・・・
① ブリッジしているすべての歯に神経があり、部分的でなく、全体的にかぶせる冠で製作してある。
② 歯磨きなどのセルフケアがしっかり出来ており、定期的に歯科医院でクリーニングなどのメンテナンスを受けている。
③ 噛みしめや歯軋りなどの癖がない。
④ 歯並びやかみ合わせが良い。
が挙げられます。
ブリッジは健康な歯を削るという大きなデメリットはあります。
しかし、インプラントは保険が効かない、手術しなければならない、治療期間が長い、全身の健康状態によっては適応除外となるなど、どなたにでも適応できる治療でないことも事実です。
条件次第ではブリッジも治療の選択肢として十分考えてよいと考えます。
フルジルコニアブリッジ↓ セラミックの良さ(色調)と金属の良さ(硬さ)を持ち合わせたブリッジで、当院ではスタンダードな治療です。