3位は肺炎

ちょっと怖いお話です。

日本人の死因の3位は肺炎です。

ちなみに1位は癌、2位は心疾患です。

3位の肺炎になる原因の多くはお口の中の歯周病菌などの菌が原因で起こる「誤嚥性肺炎」といわれています。

「誤嚥性肺炎」の画像検索結果

「誤嚥」というのは食べ物を飲み込む際に、本来食道に入るはずが誤って気道に入ってしまうことをいいます。気道に入った菌は肺にまで到達します。その時に免疫力が落ちていると肺炎を起こす可能性があるんです。

高齢者の方は老化により飲み込む力が落ちている場合などは特に「誤嚥」しやすくなります。

虫歯や歯周病を予防するための歯のクリーニングが、お口の中の菌を減らし肺炎の予防にもつながります。

また「嚥下」する機能もなるべく落ちないように「嚥下体操」や「嚥下リハビリテーション」も盛んに行われるようになってきました。

高齢者になっても若い時からケアを受けていて歯周病がコントロールされていればそれほど心配ありません。

歯周病は30代半ばくらいからのケアが大事です。

歯周病は進行してしまってからでは治りに限界があり,再発しやすいので若いうちからの歯科医院での定期的なメンテナンスをおすすめします。