新しい診療機器を導入しました。i clave mini という診療機器です。
パン焼き器のような形をしています。(大きさはパン焼き器と同じくらいです)
これは皆さんの大嫌いな歯を削る治療器具↓(ハンドピースといいます)↓を滅菌する機器なんです。
今までもハンドピースの滅菌はしていましたが、今回 i clave miniを導入したことでヨーロッパの滅菌基準「クラスS」に準拠したグレードに滅菌レベルが上がりました!
滅菌機器を使用するには水が必要なのですが、クラスSになると水道水は使えませんので精製水という不純物を含まない水を購入して使用します。このボトルを毎週2本使います。
i clave mini で滅菌する前にまず「ケア3」↓という機器を用いて自動でハンドピースの内部まで徹底的に洗浄します。
ハンドピースに先につけるバー(歯に直接触れるドリルの先端部)というものも超音波洗浄してから滅菌を行っております。
ここまでやると時間とコストがかなりかかります。滅菌というものは特に義務付けられているわけではなく、各歯科医院がそれぞれの基準を持っておこなっているものです。
「清潔」というのは医療機関においてもっとも大切な事のひとつですので、これからも見える部分、見えない部分共に清潔な環境を提供できるようにしていきます!