院長です。
昨日は寒かったですね~。
そんななか歯科医師会主催の講演会に行ってまいりました。
内容は咬合(咬み合わせ)についてです。
咬み合わせというのは本当に繊細なものです。
たとえば貝のお味噌汁を飲んだ時に貝の砂を間違って噛んでしまった時。
「ガリッ」となる感触はとても気持ち悪いですね。でも吐き出すと思ったより本当に小さな砂の粒です。
このように、咬み合わせを感じる神経はかなり敏感なのです。
ですのでお口の中で咬み合わせが1ミリ高いというのは相当高いことになります。
被せ物や詰め物の調整はミリではなくミクロンで合わせないといけません。
今回の講師の先生のように無調整で装着という離れ業はなかなか出来ませんが、色々な角度から咬み合わせを調整して
違和感のない詰め物や被せ物を装着するようにしています。
画像は細かい咬み合わせ調整には必須のオクルーザルレジストレーションストリップス 厚さ12ミクロンの銀紙です