院長の笹山です。
段階的にマスク装着が緩和され始めました。
マスク無しになるにあたって、歯医者目線で気になる点を書きます。
コロナ過でマスク生活が数年も続いていることから
「マスクを外した相手の顔をちゃんと見たことがない。」
という人がいると思います。
または、
「見たことがあるけど、もうはっきりとは覚えていない。」
というのもあるでしょう。
マスクを外す生活が始まると、視線は自然と鼻や口元にいきます。
人は顔全体をみて、顔のイメージを固定するそうで、マスクをして目元しか見えていない状態では、その人の顔のイメージが不完全な状態になります。
すると本能的に相手の顔全体のイメージを完成させたいという気持ちになるそうです。
ですので、マスクが無くなった人に会うと、マスクの内側にある鼻や口元に自然と視線がいってしまうのは可能性は大いにあります。
「あ~。この人こんな顔だったな。」とか
「え~。こんな歯並びだったんだ。」とか
見ないようにしても、結構見てしまうかもしれません。
普段より口元に視線が集中してしまうので、
「歯が茶色い。」
「銀歯が多い。」
「歯並びが悪い。」
など目につく可能性が高いです。
”歯並び”は数年かかる矯正治療が必要ですので、すぐには治せませんが、
”銀歯”や”歯が茶色い”は、そこまで期間はかかりません。
先日も当院の患者さんで
「マスクを外すことになるって聞いたので、外す前に目立つ銀歯を白くして欲しい。」
という方がいらっしゃいました。
実際、この数年のコロナ過で「マスクをしている間に歯を治しておきたい。」という方が結構いらして、銀歯から白いセラミックやジルコニアに変える審美歯科治療を数多くおこないました。
完全マスク無しの生活にすぐになるとは思えませんが、今年から来年にかけて緩やかに移行するのかなというイメージです。
その間に気になる歯の治療を済ませておくのも、一つの考え方と思います。
銀歯のやり替えだけでなく、歯石や茶渋で歯が茶色くなっている場合は、歯のクリーニングを受けるだけでも歯が白くなり、相手に与える印象が違います。更にホワイトニングでより一層白くすることも可能です。
当院でおこなっているホームホワイトニングはおよそ2~4週間程度で歯が白くなります。
当院のホワイトニングについての過去の記事はこちら↓
以上「マスクを外す前にホワイトニング」でした。
宝塚市の歯医者 笹山歯科医院